カテゴリ:娯楽(映画) > 作品レビュー

2016年、富山県富山市で、議員報酬を見直す動きが活発となった。富山市長が審議会に諮問し、特別報酬を10万円引き上げる方向で議論は固まる。「富山市議の政務活動費が事実と異なる報告」という報道が駆け巡ったのは、そんな折だった。すっぱ抜かれた市議は「富山市議会の ...

情報時代を生きる私たちだが、毎日の情報のシャワーを浴び続けて思うのは、自分が如何に何も知らないかということだ。情報化社会は逆説的に、私たちが一生掛けても何も知り得ないことを示すのみだ。その気になればありとあらゆる情報を手に入れられる現代だが、人間の本質は ...

大手の資本に依らず、1人もしくは数人の映画人を中心としたプロダクションのことを、独立プロと呼ぶ。アメリカでは、第二次大戦後いくつかの独立プロが立ち上がり、多くの良作、怪作を産み出した。フランスのように、ほとんどの映画を独立プロ方式で制作する国もある。日本で ...

『牛乳王子』(08年)『先生を流産させる会』(12年)の内藤瑛亮監督が、ミニシアターへ帰ってきた。『パズル』(14年)、『ドロメ 男子編・女子編』(16年)、『ミスミソウ』(18年)と、商業作品へと着々とキャリアを重ねてきた、内藤監督。再び自主映画で新作を撮ったのは、「映画 ...

世界大戦間期、スターリン政権下のソビエト連邦は、革命の成功を喧伝していた。対外的には繁栄を謳歌する社会主義国家に潜入し、真実を追い求めた一人のイギリス人ジャーナリストがいた。ポーランド映画界の至宝にして名匠、アグニェシュカ・ホランド監督(『太陽と月に背いて ...

私たちは、ついつい映画を分類したがる。やれ、「この映画は、戦争映画の頂点だ」とか。「あの作品は、群像劇の到達点だ」とか。実際、観たい作品の選別に、映画をインデックス化するのは、とても便利だ。だが、ちょっと考えてほしい。例えば、あなたが好きなラブストーリー ...

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが私たちに教えたものは、少なくない。正しい公衆衛生の重要性であるとか、自粛の大切さであるとか、そんな疫学的な話だけではない。今後、新型コロナウイルス(もしくは、未知なる感染症)の変異を見据えた生活が、数年のスパンで ...

やあ、子どもたち。元気でいますか?新がたコロナウイルスのせいで、大人たちはずいぶんたいへんな目にあいました。そして、君たち子どもも、とっても不自由になりましたよね。学校が休みなのに、あそびに行くこともできない。友だちにも会えないし、そもそも自由に外にも行 ...

今から数十年も前のことになるが、亡父がカメラ店を営んでいた。昭和50年代、ムービーはフィルムが主流で、町のカメラ屋にもシングル8やエルモなど、8mmフィルム用の機材が並んでいた。当時、地元の子供会などから頼まれ、父は度々フジカスコープの映写機とスクリーン、そし ...

I see a movie.I watch a movie.どちらも、「私は映画を観る」と訳すことが出来る。では、どう違うのだろう?“see”は、「眺める」「目に入る」という意味で使われる。“watch”はと言うと、「注視する」「じっと見る」というイメージだ。だから、“watch a movie”という言 ...

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