カテゴリ:娯楽(映画) > 作品レビュー

ナチスのホロコースト(ジェノサイド)により虐殺されたユダヤ人は、ヨーロッパ全土で約600万人と言われている。(1941年~45年)うち16万人はドイツ国籍で、ドイツ系ユダヤ人は国外への移住が禁じられ、老若男女を問わず収容所に送られた。ナチス・ドイツ宣伝相ゲッベルスが1943 ...

今年も、夏がやってきた。夏に終戦記念日を迎える我が国では、新作・旧作を問わず戦争に材を取った映画をこの時期に合わせて上映する傾向が強い。日本に於ける夏とは、戦争について深く深く考える季節なのだ。そんな戦争映画の秀作が公開中で、大変な評判を呼んでいる。名古 ...

【第70回カンヌ国際映画祭(2017年)­】『ある視点部門』に出品され、監督賞を獲得­した話題作『ウインド・リバー』(監督・脚­本:テイラー・シェリダン/107分)が、­ようやく日本でも公開となる。主演は『メッセージ』(監督:ドゥニ・ヴィ­ルヌーヴ/2016年/116分)のジェレ ...

少し前の話になるが、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 サイレンス』(2016年/161分)を観た後、映画仲間……否、シネフィルの大先輩と、感想を語り合った。私が「キリスト者でないので、殉教というものを理解することができない。これでは作品の本質に辿り着くのは難しい ...

井浦新は、立ち居振る舞いで役に生命を吹き込める、稀有な俳優だ。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008年)『キャタピラー』(2010年)『海燕ホテル・ブルー』(2012年)『千年の愉楽』(2013年)と、晩年の若松孝二監督作品に無くてはならない存在だったのは、今でも印象深 ...

美容室のアシスタントとして働くウィダト(マイサ・アブドゥ・エルハティ)は、見合いをしつこく勧める母にうんざりしている。彼女の恋人アハマド(タルザン・ナサール)は薬物や武器を売買するマフィアの一員で、パレスチナを実効支配するハマスからも目を付けられている。クリ ...

メキシコから、一筋縄では行かない映画が届いた。『Las Haijas de Abril』(2017年)という103分の作品で、日本では『母という名の女』という邦題で首都圏及び大阪は6月16日より公開が始まっている。名古屋では6月23日(土)より 、名演小劇場(名古屋市東区東桜)で公開となる。『 ...

2018年6月10日(日)時の記念日、【ゴチソー尾張】は国許を離れ、刈谷日劇(刈谷市御幸町)を訪ねた。上映時間3時間19分という長尺で、12人という登場人物の愛憎の行方を丁寧に、されど軽いタッチで描いた“大群像恋愛劇”『恋愛依存症の女』(監督:木村聡志/2018年/119分)が、東 ...

My heart wants to beat...控え目なピアノ演奏をバックに、男性ボーカリストは丁寧に旋律を追い、リリカルに唄いあげる。...like the wings of the birds...歌詞、そしてメロディは確かに聴き馴染みのあるものなのに、思い出せない。that rise from the lake to the trees.そ ...

中東、シリア・アラブ共和国。アラビア半島の付け根に位置するシリアは交通・文化の要衝であり、首都である古都・ダマスカスが有名だ。だが、残念なことにその歴史でも、世界遺産の古代都市でもなく、シリアといえば現在進行形で続いている戦場として認識されていると言わざ ...

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