カテゴリ:娯楽(映画) > 作品レビュー

シルヴィオ・ベルルスコーニ。建設業で名を馳せ、不動産王、メディア王と上りつめた、イタリア経済界の巨人。ACミランを世界のクラブチームの頂点に君臨させた、口もカネも出すオーナー。表舞台も闇社会も知り尽くした、ミラノの帝王。イタリア首相を4期計9年にわたって務 ...

「グレタ」と聞くと、旬な名前として、グレタ・トゥーンベリさんの名を思い出さない訳にはいくまい。国連で演説した彼女のスピーチは、彼女が金曜日に行っている抗議活動を知らなかった人々の心をも打った。そんな16歳の環境活動家と同じ名前をいただく映画『グレタ GRET ...

令和最初の秋も深まりつつある10月、ミリオン座(名古屋市中区錦)において『わたしは光をにぎっている』先行上映が開催された。監督・脚本は、『モスクワ国際映画祭』にて「国際批評家連盟賞」「ロシア映画批評家連盟特別表彰」をW受賞した『四月の永い夢』(2018年)も記憶に ...

情熱と芸術と料理、そして愛の国・イタリアから、とびっきりのバディ・ムービーが届いた。『家への帰り道で』(2011年/監督:エミリアーノ・コラピ)『ザ・プレイス 運命の交差点』(2019年/監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)に出演し日本でも馴染みのあるフランチェスコ・ファ ...

肩が触れるほど寄らねば並んで座ることの出来ない小さな木造の空間で、一糸纏わぬ男二人が玉の汗を掻き合う。男は、慣れた手つきで柄杓を取ると、洗面器に張った湯を汲み、ストーブの上の焼け石に掛ける。湯は大きな破裂音と共に姿を消し、勢いよく立ち昇った蒸気(ロウリュ ...

「2018年のベストムービー」「青春映画の新たな金字塔」との呼び声も高く、アメリカで社会現象まで巻き起こした話題作が、いよいよ9月20日(金)から日本でもロードショー公開となる。タイトルは、『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』。ボー・バーナムの映画監督 ...

瀬長亀次郎(せなが かめじろう)は1907年6月10日 沖縄県島尻郡豊見城村(現、豊見城市)生まれの政治家で、沖縄現代史における最重要人物の一人。アメリカ統治下で那覇市長に選ばれ(1956年)、戦後沖縄初の国政参加選挙で衆議院議員に当選、以後7期(1970年〜1990年)連続で務 ...

まるで廃墟のような山麓の施設には、重度の認知症患者、障がい者、寝たきり老人たちが監禁されている。家族から、社会から見棄てられた弱者が最後に頼りとするのは、ギャング団の吉岡(奥野瑛太)、元ヤクザの小田(國村隼)らアウトローたちだ。女子高生・洋子(植田紗々)の裸 ...

8月23日(金)より全国ロードショーが始まる、映画『火口のふたり』が凄い。2010年『ほかならぬ人へ』で直木賞作家となった白石一文の『火口のふたり』が原作で、白石作品は今作が初の映画化となる。脚本、監督は、鬼才・若松孝二と時代を築いた日本映画界のレジェンド、荒井晴 ...

インドから、珠玉の一本『あなたの名前を呼べたなら』が届いた。ただし、『あなたの名前を呼べたなら』は、私たちが思い描くインド映画ではない。本作には、アクションの粋を尽くされた英雄の決闘シーンや、眩いばかりに輝く壮大な宮殿を再現したCGは出てこない。何より ...

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