カテゴリ:娯楽(映画) > 作品レビュー

『カメラを止めるな!』(2018年)で、一躍映画界の時の人となった上田慎一郎監督が、ふたたびワークショップ映画を携えて還ってきた。劇場長編映画第2弾『スペシャルアクターズ』は、【松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト】の第7弾企画。2日間のワークショ ...

「ミドリムシ」と聞いて、何を思い浮かべるだろう?ユーグレナ目の鞭毛虫類、よくゾウリムシやミカヅキムシと混同される単細胞生物、と答える向きも多かろう。が、今回話題にしたい「ミドリムシ」は、さにあらず。2006年の規制改革から新たに生まれた民間法人所属のみなし公 ...

「日本初の漫画家」北沢楽天の波瀾の生涯を活写した映画、『漫画誕生』が話題を呼んでいる。明治、大正、昭和を生きた北沢楽天は、それまで「ポンチ絵」と呼ばれ顧みられることのなかった風刺絵を、文化として大成させた人物だ。日本人として初めての漫画家である楽天は、 ...

山田孝之の主演で大変な話題となった「全裸監督」(総監督:武正晴/Netflix)。そのモデルである村西とおる監督の熱すぎる「伝説」の一端を垣間見るドキュメンタリー映画『M/村西とおる狂熱の日々 完全版』(監督:片嶋一貴/109分)が、11月30日(土)よりテアトル新宿、丸の内TO ...

映画ファンたちが好んで使う用語に、「ジャンル映画」という言葉がある。今回紹介するのは、「ジャンル映画の新たなる金字塔」となる映画だ。ヤング ポール監督『ゴーストマスター』である。『ゴーストマスター』ストーリーロケ現場の廃墟では、かの大監督と一字違いの助監督 ...

シルヴィオ・ベルルスコーニ。建設業で名を馳せ、不動産王、メディア王と上りつめた、イタリア経済界の巨人。ACミランを世界のクラブチームの頂点に君臨させた、口もカネも出すオーナー。表舞台も闇社会も知り尽くした、ミラノの帝王。イタリア首相を4期計9年にわたって務 ...

「グレタ」と聞くと、旬な名前として、グレタ・トゥーンベリさんの名を思い出さない訳にはいくまい。国連で演説した彼女のスピーチは、彼女が金曜日に行っている抗議活動を知らなかった人々の心をも打った。そんな16歳の環境活動家と同じ名前をいただく映画『グレタ GRET ...

令和最初の秋も深まりつつある10月、ミリオン座(名古屋市中区錦)において『わたしは光をにぎっている』先行上映が開催された。監督・脚本は、『モスクワ国際映画祭』にて「国際批評家連盟賞」「ロシア映画批評家連盟特別表彰」をW受賞した『四月の永い夢』(2018年)も記憶に ...

情熱と芸術と料理、そして愛の国・イタリアから、とびっきりのバディ・ムービーが届いた。『家への帰り道で』(2011年/監督:エミリアーノ・コラピ)『ザ・プレイス 運命の交差点』(2019年/監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)に出演し日本でも馴染みのあるフランチェスコ・ファ ...

肩が触れるほど寄らねば並んで座ることの出来ない小さな木造の空間で、一糸纏わぬ男二人が玉の汗を掻き合う。男は、慣れた手つきで柄杓を取ると、洗面器に張った湯を汲み、ストーブの上の焼け石に掛ける。湯は大きな破裂音と共に姿を消し、勢いよく立ち昇った蒸気(ロウリュ ...

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