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2026年4月17日(金)、ヤマハミュージック名古屋店(名古屋市中区錦1-18-28 ヤマハ名古屋ビル)1Fブランド体験フロアにて、

ストリングス・トリオ
「Lycoris」(リコリス)


によるフロアコンサートが開催された。

メンバーは安保有美(Vn)、岩田ゆいこ(Vn)、加藤夕貴(Vc)のご存知「爆烈美女トリオ」。

リニューアルを経て「楽器販売をあえてしない」体験型フロアとなった開放的な空間に、精緻な弦の調べと、リーダー安保有美の「爆烈」トーク、岩田ゆいこの軽妙なトークが響き渡った。

『ニュー・シネマ・パラダイス』メドレー

セットリストの幕開けを飾ったのは、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』よりサウンドトラックのメドレー。
この曲は、安保が5歳の頃から指導し、現在は東京藝術大学の3年生となった教え子・和田遥人による弦楽三重奏用の編曲だそう。
安保にとってこのヤマハビルは、中学時代に「いつかここで先生になれたら」と夢見た憧れの場所であった。
講師となり22年目を迎えた今、教え子が手掛けた譜面をこの地で演奏することに「背中から翼が生えたような気持ち」と、感慨を込めて語った。

『ラヴェンダーの咲く庭で』

続いての曲目も映画音楽としても人気の高い名曲だ。
岩田ゆいこは「いくつになっても輝く気持ちを忘れないことが大事」と、映画のストーリーを引用しつつ、その音楽的な美しさを絶賛した。
今回のコンサートでは安保・岩田の両バイオリンは愛器を展示品に持ち替えて演奏しており、岩田の使用楽器は最高級のオールドバイオリン。
お値段なんと2600万円!

『小犬のワルツ』
『トルコ行進曲』

岩田は30万円の新作ドイツ製楽器(カローラヘンデル工房製)に持ち替え、弾き比べも実施された。
岩田は
「2600万と聞くと30万が安く感じる」
という金銭感覚のバグで笑いをとりつつも、新作楽器の鳴りの良さを認め、自分の好きな音を知ることの重要性を説いた。

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安保は、徳川園での弦楽四重奏コンサートが4月12日付の朝刊(名古屋市内版)においてトップ記事として掲載されたことを報告。
フリーダムな「爆烈」トークで会場を沸かせた。

『水上の音楽』

プログラムの最後は、ヘンデルの『水上の音楽』。
ちなみに、安保が手にしているのは1600万円の1750年製イタリアン・オールド。
水が水源から大海へと注ぐような清らかな音色が、200年以上の歴史を持つオールド楽器の深みによって表現された。


継承される音楽の記憶

安保は、名古屋大学出身の父への恩返しとして2027年6月に同大学博物館でのコンサートを計画していることや、9月6日に「ノリタケの森」での公演を予定していることを明かした。
ヤマハという「人と音が交わる場」で、憧れを現実に変えた奏者たちが放つ音色は、教え子の編曲や家族への想いと共に、聴衆の心に確かな記憶の断章を刻み込んだ――。

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