
2026年4月11日(土)、シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8-12アートビル1F)にて
映画
『TRAVERSE 2
-Next Level-』
初日舞台挨拶が開催された。
前作『TRAVERSE トラバース』から6年の歳月を経て、あらゆる面で「Next Level」へと進化した本作が、ついに名古屋の映画ファン、そして武道ファンに披露された。

「空手家を再びヒーローに」不屈の魂が帰還した日
本作の主演・武術監修を務めるのは、愛知県豊橋市を拠点とする空手道豊空会の始祖師範・田部井淳。かつてジャパンアクションクラブ(JAC)に所属し、千葉真一や真田広之の系譜を継ぐアクションスターを志しながらも、一度は夢半ばで武道の道へ戻った男が、還暦を過ぎて再びスクリーンで「本物の空手」を体現した。
白善哲監督は「彼をアクションスターにすることが僕の夢となった」と語っており、本作にはCGやカット割りに頼らない、研ぎ澄まされた肉体の躍動と「残心」の美学が宿っている。
前作での「復讐」を超え、血の繋がらない娘・里菜(中野咲希)を「護る」ために戦う淳の背中には、一人の武道家としての、そして「父親」としての凄みが刻まれている。

続々届く映画祭での快挙と、豊橋が育んだ「奇蹟の縁」
本作が放つ「身体性の真正性」は、言葉の壁を越えて世界を震撼させた。フランスで開催された「Universal Martial Art Film Festival 2026」にて、最優秀フィクション賞、最優秀脚本賞、最優秀女優賞(中野咲希)の三冠を達成するという、独立系アクション映画としては異例の評価を獲得しての名古屋上陸となったのである。
また、本作のリアリティを支えているのは、ロケ地となった豊橋市との深い絆だ。
撮影が行われた小鷹野浄水場などの重要施設は、実は田部井淳の曽祖父であり「水道の神様」と称された第8代豊橋市長の功績による「縁」から提供された「ハリウッド級のロケの宝庫」である。
3月の極寒の中、砂埃の舞う閉鎖空間で行われた1日15時間を超える過酷な撮影が、作品に殺気にも似た緊張感を与えている。
作り手が明かす「Next Level」の裏側
興奮が冷めやらぬ中で行われた上映後の舞台挨拶では、田部井淳による濃密なトークが繰り広げられた。続編である『Next Level』誕生の経緯や撮影秘話など、スクリーンからは読み取りきれない情熱の源泉が語られた。
動画を視聴することで本作が単なるアクション映画の枠を超え、いかに「魂の継承」の物語となったかを深く理解できるはずだ。
シネマスコーレから世界へ放つ「残心」
かつて少年時代に空手映画のスターに憧れた男たちが、今、自分たちの手で新たなヒーローを誕生させた。不器用なまでの情熱と、計算ではない「本物の衝撃」。
シネマスコーレのスクリーンから溢れ出したその熱量は、何かに抗い、何かを「乗り越え(traverse)」ようとする全ての観客の心に火を灯すのだ――。


『TRAVERSE 2 -Next Level-』公式サイト
https://traversemovie.wixsite.com/traverse2
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