2020年に開催した

yutaka hoshino
retrospective
星能豊特集上映

2026年は

retrocollective
(lastdance)


と題して、引き続きシネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1階)で開催される。

2020年は、出演作とシネマスコーレプレミア上映として『別れるということ』(渡邉高章監督)を上映した、星能豊特集上映。

2026年は出演作とシネマスコーレプレミア上映として
『星屑をさがす男』(岩田隼之介監督)を上映することが決定。

満席という熱狂で迎えられた初の特集上映から約6年。
インディーズ映画界で独自の存在感を放ち続ける星能豊が、再び名古屋のスクリーンに帰ってくる。

「回顧録」であった2020年「レトロスペクティブ」に対して、今回2026年「レトロコレクティブ」は「収集、共有」という意味合いが込められているそう。

星能豊は石川県金沢市を拠点に活動するフリーランスの俳優であり、自らが「ハブ」となって各地の監督や俳優を繋ぐ活動的な側面を持つ。
過去の特集でも、「地方で活動する表現者たちに光を当てたい」という彼の強い想いから、多くの仲間が応援に駆けつけた。
今回の約120分も総勢13名にのぼるゲストそれぞれの視点から、俳優・星能豊、そして人間・星能豊に迫るスペシャルプログラムになるに違いない。

上映ラインナップ、登壇者は以下の通り

『Dal Segno』
三宅美奈子監督
平井夏貴さん1769854040745
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『つめたいあかり』
永岡俊幸監督
廣瀬菜都美さん1769854040755
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『シャツと置き手紙』
山口琳音監督1769854040764

『最後の生活』
渡邉高章監督1769854040770
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『国際浪漫警察』<完全版>
辻󠄀村健二監督1770087735023


『星屑をさがす男』

岩田隼之介監督
辻󠄀村健二さん
新沼弘人さん
羽田野栞さん
花井将之さん
岩井一生さん

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今回、プレミア上映となる『星屑をさがす男』出演者によるコメントが届いた。


新沼弘人さん
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俳優、被写体などをメインに活動。無類のカフェ、喫茶店好き。夢は全国のホットケーキを売りにしているお店を巡り尽くすこと。

まず脚本を読んでみて、面白いなと率直に思いました。

そして謎が多い(笑)
登場人物たちの関係性がはっきりと描かれていなくて余白を楽しむ物語になるんだろうと感じました。

僕も観る人の想像に任せるような作品が好きなので、撮影も楽しくなるんじゃないかと予感しました。

まだ完成を見れていないので、どう仕上がっているのかわかりませんが(笑)

そして光太郎という役のオファーが来て、とうとうこういう役が来たか、、!と思いました。

というのも今までやったことのない役どころなのと、あるシーンでは常識とは外れた行動を取るので挑戦になるなと。

でも岩田さんからのオファーであることと主演が星能さんだということで二つ返事で引き受けました。

光太郎という人を分析して、掘り下げるほど自分にフィットしていく感覚がありました。

ただ同時に結構しんどいなという気持ちが正直でした(笑)

1番身近にいた人たちに違和感を覚え、その関係を断ち切って独りで生きていくことを決めた光太郎。

それは想像を絶するほど辛いことだと思います。

けれど、ステレオタイプに演じることは絶対したくなかった。

こういう人生を歩んできたから、こういう人だろうと一面的にしてしまうのはウソになると思うので

ちゃんと生きた人間として居られるように準備の時から撮影まで気をつけました。

星能さんとの初共演は、すごくやりやすかったです。

前から出演作を見ていたのもあるし、撮影前のミーティングでお話を聞いていて

たぶん役に対するアプローチなど俳優としてのスタンスが似ている部分もありそうだなと思って信頼もありました。

撮影中も星野という役としてそこに居てくれたので、僕も全力でぶっ倒そうと思えました(笑)

きっと何か心に残るシーンが映っているのではないかと思います。

現場でも気さくに接して下さったり、細かいお気遣いなど人としても尊敬できるところばかりで見習わなきゃ!と思いました。

そんな星能さんの特集上映ラストを飾る、初のお披露目の作品に参加できてすごく嬉しいです。

自分も一観客として仕上がりが楽しみです。

そして今回本当に良いチームで制作出来たことが何よりです。

前から親交のある岩田監督作に初出演できたこと。

またまた前から親交のある録音と音楽を務める岩井一生と再び創作できたこと。

何かと縁がある羽田野栞とまさかの役で初共演。

コワモテかと思いきや優しくて面白い芸達者な辻󠄀村さんとご一緒できたこと。

少しの間でしたが、ナイスキャラの花井さん。

若いながらも映画にまっすぐで頼もしい感くん。

撮影に快く協力して下さった菊水さん。

この作品の真ん中でいつも温かくいて下さった星能さん。

色んなご縁が繋がってこの映画は生まれました。

少人数ながらも良いチームで創れた空気感もこの映画に刻まれていたらいいなって思います!

ぜひ「星屑をさがす男」お楽しみに!!!

辻󠄀村健二さん

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普段は映像ディレクター。今回、本格俳優デビュー戦にして見事KO勝利。大型新人の今後の活躍にご期待ください。

クリスマスに受けていない俳優オーディションの合格が星能さんから届いた。これは僕がよくやる手法で「国際浪漫警察」でも何人かがこの方法で、(ほぼ強制的に)ご出演いただいている。
清順派の相棒として永年付き合いのある星能さんだから、僕が小学生の頃、“天才子役(代表作:きっちょむさん/オキクルミのぼうけん)“だったことをどこからか聞きつけたのだろう。
僕はそのオファーを快諾することとした。
監督は岩田くんだと言う。
彼の過去作を手伝った時、エキストラで俳優デビューした経験もあったので、信頼できるこの2人になら、封印していた「演技」をいよいよ披露する時が来た、それだけだ(a.k.a. 橋本真也)。

また、同時に衣裳の依頼も受けた。
「スケアクロウ」みたいにしたいとの要望だったけど、コスプレにはしたくない想いから星能さん演じる星野は同じアル・パチーノでも「セルピコ」を意識した。
僕の演じる角田と共に2人ともそれぞれ、バブアーとベルスタッフのオイルドジャケットを着ている。イギリスのアイテム(無骨で機能的)で“アメリカンニューシネマ”を上手く表現できたと思う。(※二人の関係性も)

今回、シネマスコーレで大型新人且つ、衣裳としての僕の「粋」な部分をスクリーンから感じ取ってもらえたらと思います。

それでは、お聴きください。
BUDDHA BRANDで「人間発電所」
(※特にDEV LARGE冒頭のバース)


羽田野 栞さん
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名古屋を拠点に、役者・ラジオパーソナリティとして活躍中。
当日の登壇を今から楽しみにしているそう。

俳優としての歩みはまだ始まったばかりで、出演作も多くはありませんが、
今回はSNSでの発信をきっかけにオファーをいただきました。
今の時代らしいキャスティングの形だなと感じています。

本作では、弁護士役を演じています。

共演者・スタッフのほとんどが初めましてでしたが、
撮影は2日間、私は初日のみの参加という限られた時間の中でも、
現場には映画への偏愛やこだわりが確かに流れていて、
打ち上げで聞いた制作の裏話やマニアックな話も含め、とても濃密な時間を過ごしました。

そしてシネマスコーレ。
個人的にも好きな映画館のひとつで、
そこで“自分が出演している作品”が上映されるというのは、
映画を観る側としても、作り手の末席に加わった身としても、特別な体験です。

スクリーンと客席が近いあの空間で、
この作品がどんなふうに受け取られるのか。
映画好きの皆さんと、同じ場所で同じ時間を共有できることを楽しみにしています。

岩井一生 (ISSEI)さん
(サウンド・音楽)

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岐阜出身。音楽家/ピアニスト/サウンドデザイナー。
アメリカでの長期滞在を経て、ハリウッドにて映画音楽やHIPHOP、現代音楽の制作に携わる傍ら、映画での音響(サウンドデザイン、フォーリー、音響監督)も手がける。
クラシックを起点とし、ヒップホップを経由した経験から様々な視点から”音”を解釈し、現代の作品に仕上げる。現在はアンビエント音楽の演奏他、バンドや画家たちとのプロジェクトを並行し、全国各地で活動する。
2024年にアンビエントLP “-Untuned-“ を発表。

耳を閉じれない人間にとって音は至極日常である。
それが創作物となった時に唯一、人生経験に必要不可欠だが存在し得なかった何かを自らが生み出すことができる。芸術こそが至高の存在。
そう信じています。


岩田隼之介監督
(監督・脚本・撮影・編集)



監督、脚本、撮影、照明、編集などあれもこれもやりがちでいつも手一杯にちょこまか動きがち、ここ数年はカラーグレーディングの特訓中。

星能さんを主演にした短編、そしてバディには辻󠄀村さんという企画ということで脚本をかきはじめました。中年男性(といっていいでしょうか、、、)ならではの抜き差しならない過去がおってくるような重みや深みを画面に定着できるような物語を構築していきました。

劇映画はフィクションとして作りはじめますが、カメラを向けるのは実在の人です。それぞれが積み重ねてきた今の姿をお借りしながらフィクションとしての映画をよいバランスで調合する、そんな感覚で演出をしたり脚本をつくっています。

今回のタイトルにある(lastdance)は、
こうして特集上映を開催することがラストかも、そして、いつも俳優として最後(ラスト)の作品になるという思いで活動している俳優・星能豊の魂が込められているという。

自身は「上手い俳優ではない」と控えめに評するが、そんな器用ではない芝居は星能豊の何より大きな魅力だ。
何となく立った姿はサマになり、訥々と漏れ出た台詞は味になる。

星能豊は、「画になる」存在なのだ。
そして、俳優・星能豊の立ち位置は、こんなにも人々を惹きつけてやまない。

星能豊の「現在地」を、どうかシネマスコーレで観測してほしい――。


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