
2025年12月14日(日)
pop classic trio
Flying Doctor
(フライングドクター)
が、観客と共にクリスマスを楽しむ特別なステージ
『Christmas Concert '25』
をstudio Fiorire(名古屋市中村区鳥居西通1-51 アンジュパティオ中村公園)にて開催した。



夜公演『Christmas Song Night』は、昨年に引き続きビュッフェ形式のディナーショーで、ドクターの音楽とパフォーマンス、そして美味しい食事が一体となった、五感を満たす贅沢な一夜となった。




pop classic trioから多人数アンサンブルへ!
2009年に結成されたFlying Doctorは、当初は愛知県立芸術大学を卒業した同級生カルテット(4人編成)としてスタートし、2018年には3人編成(トリオ)として音楽性の再構築を進めてきた。そして、2025年9月よりユニットは大きな変化を迎えている。
コアメンバーである
宇野伊世(ソプラノ鍵盤ハーモニカ、アンデス、ピアノ、アコーディオンなど)

石田千尋(バス鍵盤ハーモニカ、ピアノ、バスクラリネット、トイピアノなど)

に加え、
岩田ゆいこ(ヴァイオリンなど)

かとうめい(パーカッション)

小林真裕美(チェロ)

といったサポートメンバーを加えた新しい体制での活動を開始したのだ。
今回の『Christmas Song Night』は新体制によるフルメンバー、五人編成でのステージとして開催され、ドクターの音楽の幅と深さを改めて観客に感じさせる一夜となった。
クラシックとポップスの融合!平和への願いが込められたセットリスト
岩田ゆいこ(yuipu)は、「毎年クリスマスソング縛りという修行のようなことを続けている」と、笑い話の中にクリスマス公演の構成の苦労を滲ませた。その言葉通り、ドクターは演奏だけでなくステージ構成でも益々円熟味を感じさせてくれる。
今回のステージでは、クラシックからポップスの名曲まで、幅広い楽曲が「Pop Classic」へと昇華された。
1st Stage
The Christmas SongJingle Bell Rock
クリスマスショートメドレー
Oratorio de Noël
Carol of the Bells
くるみ割り人形(演奏会用組曲版)
戦場のメリークリスマス
Joyful Joyful
定番のポップスである「Jingle Bell Rock」から、厳かなウクライナ民謡「Carol of the Bells」、牧歌的な宗教歌「Oratorio de Noël」など多彩なクリスマスキャロルを披露し、ドクター流アレンジの決定版「くるみ割り組曲」も五重奏曲に再構築され、聴く者を飽きさせなかった。
さらに、大島渚監督の強い反戦メッセージが込められた映画の主題歌である坂本龍一作曲の「戦場のメリークリスマス」(Merry Christmas Mr. Lawrence)の演奏は、世界平和を祈る夜に相応しい感慨を聴衆の胸に響かせた。
構成と軽快なMCが導く、「楽しませる」ステージ
Flying Doctorのライブは、メンバーの息の合ったトークと、時折り散りばめられる噛み合わない話のバランスが絶妙な、軽快なMCも魅力の一つ。オーディエンスを楽しませたいという気持ちが犇々と伝わり、軽快なリズムの曲目では客席から手拍子も飛んだ。
そんな彼女らのホスピタリティは、去年に引き続いて開催された「イントロクイズ」でも発揮された。
数あるクリスマスソングの名曲がドクターの生演奏で出題され、正解者には豪華なプレゼントが、不正解者にも残念賞が贈られた。
2nd Stage
いつかのメリークリスマス【イントロクイズ】
・All I Want for Christmas Is You
・Last Christmas
・素敵なホリデイ
Let it Snow
HOME ALONEメドレー
Have Yourself A Merry Little Christmas
Winter Wonderland
Encore
Happy Xmasアンコールでは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの平和へのメッセージソング「Happy Xmas(War Is Over)」が演奏され、温かい雰囲気の中、特別なステージが締めくくられた。
聴き惚れて、笑って、そして手拍子で少しの疲れを感じつつ、星が降りそうな寒い冬の夜は温かく更けていった――。

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