2025年10月24日(金)より全国公開となる「給食」映画の金字塔の劇場版第4弾、

『おいしい給食 炎の修学旅行』

今世紀最大の給食スペクタクルコメディ大作が幕を開ける。

本作は、ドラマ3シーズン、映画3作品を経てのシリーズ最新作で、時代は遂に平成に突入。

給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)は、三年生担任として函館から青森・岩手への2泊3日の修学旅行の旅に出る。

学校から外に出る展開はシリーズ初となる試みだ。

今回のテーマは、「みんなで楽しく食べる」という給食の原点に再びスポットが当てられる。
霊長類最強の給食愛を持つ甘利田と、アレンジ給食の天才・粒来ケン(田澤泰粋)による、ご当地料理対決が繰り広げられる。

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主演の市原隼人さん、そして綾部真弥監督に、本作に込めた熱き魂を語ってもらった。

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変わらないからこそ強い!甘利田幸男の「あり方」

甘利田幸男を5年に渡って演じ続けてきた市原さんは、役作りについて、原作がない作品だからこそ、「置きにいく」芝居は一切なく、全てを投げかけて挑戦し続けるのが基本姿勢だと語った。

常に100メートルを走り切る短距離走を走り続けている感覚で、「もうダメだ、もうダメだ」と思いながらも、明日へ這いつくばりながら進むのを繰り返している作品だという。

市原さんは、見られ方よりも「あり方」を大事にするべきだと強く訴える。
全てを捨てて甘利田として生きることを常に考えてきた。
声を枯らし体がボロボロになっても前へ走り続け、夢を掴み取ろうとする気持ちを忘れちゃいけない、これこそがエンターテイメントの本質だという。
また、甘利田というキャラクターは「時代やニーズによって変化が求められる現代において「変化しない」ことの難しさと大切さを表現させてもらえる存在だと感じている。シーズンを重ねても甘利田はいつも変わらないでいなければならないと思った」と語った。

また、甘利田の代名詞であるモノローグは、市原さんが理性を全て解放し「やりたい放題やっている」部分だそう。
人間の潜在的な意識をなかなか出せていないという思いから、その理性を解放し、自分自身を壊して向こう側に行くことをテーマにしているのだという。

キングオブポップたれ!教育論とアンチテーゼ

市原さんは、キャリアを重ねてもニッチな方へ行かず、改めて「キングオブポップでありたい」、子どもから人生のキャリアを積んだ全ての方に楽しんでもらえるエンターテイメントの基本に戻ることを心がけた。

芝居の演出について綾部監督は、ただ泣くだけ、ただ笑うだけでなく、センチメンタルなシーンの直後に笑いが入ったり、過剰に大笑いした後に感傷的になったりという「波」を作り、とにかく一定にならないよう、見飽きないバランスを意識しているという。

綾部監督は、甘利田という男は変わらないと言う。
しかし、孤独に給食道を極めようとする男が、気づいたら生徒たちみんなに慕われ、考え方の違う先生たちも感化されていく。
変わったのは、甘利田先生でなく周りからの評価なのだ。

そして市原さんは、「変わらないことの普遍性」と、「変わることを恐れない」ことの両輪で進んでいくべきだと提言する。

綾部監督は、本作が世の中に対する「カウンターパンチ」あるいは「アンチテーゼ」だという。
昭和のスパルタ教育がおかしいとされるが、じゃあ本当に今の食べ方が良いのかと問いかけるような、過剰な演出で「笑ってられますか?」というメッセージを突きつける。

市原さんは、それぞれの正義があり、答えは難しい、全てが正解だと思うと語る。
大切なのは、何が正しいかわからない中で、悩み続け、考え続けることだという。
考えることを止めた時点で、人は成長せず、教育も全てが止まってしまう。

青春の「通過点」となった修学旅行

市原さんは、本当の主役は子どもたちだと信じていると語る。
出演している子どもたちは、芝居をしているというよりも「映っちゃった」というくらい、生々しく生き生きとしていたそう。

また、市原さんは子どもたちにとってこの作品が、役者という肩書きを外しても成長できる一つの「通過点」となることを願い、自らが現場を好きだった経験から、子どもたちが自発的に現場に来たくなるような環境作りを重視した。
撮影開始前には、プライベートとしてみんなで函館山に登ったりラッキーピエロ(函館発のハンバーガーチェーン店)に訪れたりと、人間愛に溢れる関係性を築いたそう。

綾部監督によると、助監督の発案で撮休日に宮沢賢治記念館へ「修学旅行」として子どもたちを連れて行くという一幕があった。
この時、マストではなかったにもかかわらず市原さんも同行したそうで、子どもたちとたくさんの写真を撮ってくれた。
綾部監督はその優しさが子どもたちの思い出になると感じ、何百枚もあった写真を厳選しエンドロールに使用した。
しかも、「俺だけ1枚だった」という子が1人もいないよう、全員が3枚から5枚程度映るように細かく組み合わせたのだとか。

夢と感謝を乗せて、全国キャラバンへ

全国キャラバンについて、綾部監督は、良い作品でも埋もれていては意味がないため、一人でも多くの方に見ていただきたいと希望を語る。
観客の笑顔や拍手は、自分たちが救われ、「これを続けていいんだ」と思える根拠だという。

市原さんは、どこまでも「お客様本位」でなければならないという信念を持つ。
求められることが役者として嬉しく、その感謝の気持ちを伝えたい。
エンターテイメントの本質を学ぶ場として、どう見せよう、よく見せようという気持ちは一切なく、とにかく楽しんでいただきたいと、全力でお客様の心に迫っていく熱意を表明した。



愛と笑いと感動が詰まったハートウォーミングな物語は、現代社会に生きる私たちが忘れかけていた「食」と「人との繋がり」の温かさを思い出させてくれる。

『おいしい給食 炎の修学旅行』
2025年10月24日(金) 新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ、センチュリーシネマほか全国公開。

いい食、旅立ち――!


劇場版
『おいしい給食 炎の修学旅行』

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