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刊行から25年の時を経て今なお私たちの心を揺さぶり続ける、短編連作「神の子どもたちはみな踊る」。
それもそのはず、作者は村上春樹である。
元々は『新潮』誌上で1999年掲載された「地震のあとで」と題する連作の短編小説で、村上によれば1995年1月の阪神・淡路大震災に強く影響を受け、同年3月の地下鉄サリン事件との関連も示唆されている。

そんな「神の子どもたちはみな踊る」を映像化したのが、NHKドラマ「地震のあとで」。
2025年4月に土曜ドラマとして4週連続で放送され、ギャラクシー賞を受賞した。

当作品は2007年にアメリカで映画化(監督:ロバート・ロクバル)されているが、米映画版は表題作である短編小説のみの映像化であり、連作としての「神の子どもたちはみな踊る」映像化はNHKドラマ版が初である。
監督を務めたのは、連続テレビ小説「あまちゃん」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」『その街のこども』などを手掛け、天災を描き続けてきた井上剛

このNHKドラマ「地震のあとで」と物語を共有しつつ、新たに映画版として生まれ変わったのが、

『アフター・ザ・クエイク』

2025年10月3日(金)全国ロードショーとなる。

「赤い廊下」という新たなシーンも追加され、バラバラなはずの時代と場所のエピソードが円環のように繋がり、共振していく。

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『アフター・ザ・クエイク』ストーリー

1995年、小村(岡田将生)は妻・未名(橋本愛)が突然姿を消し、途方に暮れる。
同僚に依頼され訪れた釧路で、案内役の女性たち(北香那・唐田えりか)からUFOの不思議な話を聞く。
2011年、父との不和で家を飛び出した順子(鳴海唯)は、海辺の町で暮らしている。
順子は、勤め先のコンビニの常連客・三宅(堤真一)と一緒に波打ち際で焚火を囲む。
2020年、宗教二世の善也(渡辺大知)は、教団の田端(渋川清彦)の告白を聞く。
善也は、シングルマザーの母(井川遥)に「神の子ども」として育てられた。
2025年、漫画喫茶で暮らしながらゴミ拾いを続ける警備員・片桐(佐藤浩市)。
ある日、巨大なかえるくん(声:のん)と出会い、東京を救う闘いに巻き込まれる。

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妻の失踪によってなし崩し的に自身と向き合う、岡田将生

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空虚な自分に涙する家出少女を瑞々しく表現する、鳴海唯

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宗教二世としての葛藤を全身全霊で表出する、渡辺大知

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そして、圧倒的な存在感で物語の「いま」を牽引する、佐藤浩市

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奇妙で美しい物語世界を彩る豪華主演陣を、それに勝るとも劣らぬ豪華共演陣が強力にバックアップする。
吹越満堤真一渋川清彦津田寛治……
唐田えりか北香那井川遥黒川想矢……
その布陣、まさに綺羅星の如く。

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そして、「あまちゃん」以来井上剛監督が絶大な信頼を寄せる二人。
表情だけでストーリーに説得力を持たせてしまう、橋本愛
声色だけで唯一無二の存在感を漂わせてしまう、のん

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ドラマ「その街のこども」(2010年)制作時、村上春樹の原作を指針として読み返していたという井上監督が満を持して村上ワールドの映像化に挑戦した本作、スタッフも一流どころが揃った。
脚本は、『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した大江崇允
音楽は、『花束みたいな恋をした』の大友良英

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映画『アフター・ザ・クエイク』は、先の見えない時代に「からっぽ」になってしまった私たちに自分を取り戻すための物語を提示する。
1995年、2011年、2020年、2025年……
様々な「揺れのあと」を描き、村上春樹の原作とはまた違ったマジックリアリズムを描き出す。

誰かを追い続ける、何かを乞い求める私たちは、一体どう「みみずくん」と対峙すれば良いのだろう。
『アフター・ザ・クエイク』は、大切なものを見つけ出すための希望の物語なのだ――。

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映画『アフター・ザ・クエイク』

2025年10月3日(金)より
テアトル新宿シネスイッチ銀座
ミッドランドスクエアシネマ

ほか全国ロードショー

©2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ

『アフター・ザ・クエイク』公式サイト

https://www.bitters.co.jp/ATQ/