『アルビノの木』『リング・ワンダリング』と、静謐な良作を続け様に発表し、国内外から注目を集める金子雅和監督。

最新作

『光る川』

が、3月22日(土)よりロードショー公開となった。

今作は、岐阜出身の作家 松田悠八の「長良川 スタンドバイミー一九五〇」を原作とし、岐阜県・長良川の支流を中心に高山・美濃・山県・郡上・下呂の5市内で撮影された、純度100%の「岐阜映画」。

第45回ポルト国際映画祭でオリエントエクスプレス部門 最優秀作品賞を受賞、第62回ヒホン国際映画祭でRetueyos コンペティション ユース審査員最優秀長編映画賞を受賞と、既に国内外の映画祭で大評判となっている話題作だ。

『光る川』ストーリー

1958年、清流を湛える河川の傍の山間に暮らす、少年ユウチャ(有山実俊)。
集落を訪れた紙芝居(堀部圭亮)から、川の上流にあるまるで鵜の目のように青い淵の伝説を聞く。
遠い昔、この土地にはお葉(華村あすか)という娘が父(安田顕)、弟(有山実俊)と一緒に暮らしていた。
働き者で美しいお葉には、縁談が引きも切らないが、お葉には朔(葵揚)という想い人がいる。
だが、木地屋の一族に身を置く朔は所謂「山の民」で、近からず土地を移ることが義務付けられていたーー。

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公開を記念して3月23日(日)ミッドランドスクエアシネマ2(名古屋駅 シンフォニー豊田ビル2F)で開催された舞台挨拶を取材した。

登壇したのは、金子雅和監督と、出演・監督補の松岡龍平さん。



水をさかのぼれば、源へと行きつく。
川の流れの中で。
生活をさかのぼれば、自然へと行きつく。
時の流れの中で。

今も、昔も、同じように。
西も、東も、変わらずにーー。

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映画『光る川』公式サイト

https://www.culture-pub.jp/hikarukawa/