
青森県 弘前市で、2人のstrangerが巡り合う、ghostlyなLove Story
『冬物語』
が、3月1日(土)よりシネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8−12 アートビル 1F)で初日を迎えた。
脚本・監督は、文化庁若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2017、
NHKによるサンダンス支援(2021)選出の、奥野俊作。
『キリエのうた』(岩井俊二監督)『福田村事件』(森達也監督)『逃走』(足立正生監督)の松浦祐也が主演を、
『猫は逃げた』(今泉力哉監督)『走れない人の走り方』(蘇鈺淳監督)『SUPER HAPPY FOREVER』(五十嵐耕平監督)の山本奈衣瑠がヒロインを務めた。
『冬物語』ストーリー
東京から出張で弘前市を訪れたデザイナーの大島(山本奈衣瑠)は、立ち寄ったレコードショップで店員の山中(松浦祐也)と出会う。偶然カレー店で再会した二人は、不思議な女性(植田紗々)のとりなし(?)で弘前市内を巡ることになる。
山中が脚本家であることを知った大島は、彼の台本を読むうち作品世界を垣間見ることになるーー。
3月1日(土)、シネマスコーレで開催された初日舞台挨拶を取材した。
登壇した奥野監督は前述のndjcでスコーレを訪れたことがあるそうで、坪井篤史支配人と作品解説に留まらない映画談義に花が咲いた。
公開初日が弥生三月となったが、サダオと渚の「冬物語」は、始まったばかりだ。
いや、むしろ急に春めいた空を見せた今、映画『冬物語』の鑑賞にはいちばん相応しい季節なのかもしれないーー。



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