
「生涯最初の映画体験」を正確に憶えている者は、実は極めて少ないという。
意外に思われるかもしれないが、考えてほしい。
生まれて初めて映画館で観る作品は、多くの場合「保護者が選んだ映画」なのだ。
あなたが生涯ファーストと信じる映画は、果たして正しい記憶なのか……試しに、親御さんにでも確認してみると良い。
そんな「生涯最初の映画」に(恐らくは男親の好みで)『怪獣映画』が選ばれた場合、正確に記憶される確率が高いのだとか。
怪獣は、幼い子供たちにとって大きなインパクトを残す存在なのだ。
そしてそんな体験は、成長してからも少なからぬ影響を人生にもたらすのだ。
怪獣に魅せられた大人が、また一つ世界に新たな作品を送り出した。
1月24日(金)岐阜先行公開
1月31日(金)全国公開
その名も、
『怪獣ヤロウ!』

映画『怪獣ヤロウ!』ストーリー
山田一郎(ぐんぴぃ)は、実家で親と同居し、岐阜県関市の観光課に勤める冴えない公務員。
刀鍛冶や鵜飼など市の伝統を重んじる市長(清水ミチコ)から命じられたのは、ご当地映画の製作という突拍子もないプロジェクト。
上司・武藤(手塚とおる)や後輩・古川(三戸なつめ)の手を借りつつ、「ザ・ご当地映画」を撮影する中で、山田はかつて映画監督に憧れていた青春時代を思い出す。
順調に進んでいた映画製作だったが、市長の秘書・吉田(菅井友香)のミスで撮影データが消失してしまう。
大ピンチに陥る観光課だが、ひとり山田は思いを新たにする。
俺が撮りたかったのは、こんな映画じゃない……
「怪獣映画」なのだーー!

『怪獣ヤロウ!』監督・脚本を務めたのは、岐阜県出身の新鋭・八木順一朗。
映画監督を志し、芸能プロダクション・株式会社タイタンに入社。
爆笑問題、橋下徹、辻仁成、太田光代などのマネージャーを務めつつ映画製作に邁進する、異端の天才だ。

主演・山田一郎に扮するは、タイタン所属のコンビ「春とヒコーキ」でボケを担当する、ぐんぴぃ。
街頭インタビューを受けた様子の動画が大ブレイクし、「バキ童」の異名を取るYouTuberとしても活躍。
ラジオ・テレビ出演だけでなく、ドラマでも演技力が評価される芸達者だ。

そんな二人の「怪獣ヤロウ」を、直撃することが出来た。
共同インタビューで、撮影秘話、デビュー秘話、そして「怪獣愛」について大いに語ってくれた「怪獣ヤロウ」たちを、動画でレポートする。
バカにならないと
夢は追えねぇ
ぐんぴぃの発言は、芸人であり俳優である自身の生き様だけでなく、八木順一朗監督の人生の軌跡を、さらには映画『怪獣ヤロウ!』という作品そのものを体現するパワーワードだ。

届けてほしい、すべての子どもたちに。
届いてほしい、子どもだった人たちに。
壊してほしい、冴えない日々を。
思いだしてほしい、忘れた夢を。
2025年は、
怪獣やろう!!

映画『怪獣ヤロウ!』
1/24(金)~岐阜先行公開シネックスマーゴ他
1/31(金)~全国公開
センチュリーシネマ他
配給:彩プロ
©チーム「怪獣ヤロウ!」
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