タイトルに「本格クラシック」などと書いたものの、そもそも「クラシック音楽」の定義付けは難しい。
狭義には、バロック・古典派・ロマン派の音楽、すなわち1550年頃から1900年頃の音楽ということになろうが、
では、それ以前の楽曲はクラシック音楽ではないのか?
また、現代を生きる音楽家が作曲した楽曲が「クラシック音楽」と分類されるのは如何なのか?
……議論は尽きない。
解釈としては、「西洋の伝統的な作曲技法や演奏法による芸術音楽」をして、「クラシック音楽」と表現するのが適当かと思われる。
2024年10月12日(土)、名古屋でお馴染みの老舗ライブハウス「K.Dハポン--空き地-」(名古屋市中区千代田5丁目12−7)で、画期的なライブコンサートが開催された。
この日のライブは、
バイオリン×2・ビオラ・チェロ
による、弦楽四重奏。
すなわち、
「大衆音楽(ポップス)ではないライブコンサート」
である。
これは、K.Dハポン初めての試みだそう。
題して、
【ハポンで弦楽四重奏】
ハポン初の純クラシックコンサートとなったステージに上がったのは、
岩田ゆいこ(バイオリン)
渡辺 優貴(バイオリン/ビオラ)
西尾 結花(バイオリン/ビオラ)
貫名 紗詠(チェロ)
ハポンにとって初めての夜となった当コンサートだが、予約の時点で満席、テーブルを片付けて椅子席を総動員する大入満員となった。
Setlist:
アトム・ハーツ・クラブ・カルテット 作品70(吉松隆)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Mozart)
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 作品59-3 ラズモフスキー第3番(Beethoven)
Encore:IN MY LIFE(THE BEATLES)
ハポンの歴史を紐解けば、そもそもはひとりのアーティストがアトリエとして使っていたスペースだったとか。
画家、映像作家、ロッカー、ポップスシンガー、そしてクラシック音楽家……
K.Dハポン-空き地-が全てのアーティストに優しい場所なのは、そんな歴史の上に築かれた魂なのかもしれない。
ちなみに、アトリエ(atelier)とは「木端の積み重ね」という意味のフランス語で、元々「大工の作業場」を指していたものが転じて「職人の工房」を表す言葉になったという。
音楽家たちから電車の走行音も含め愛されるのは、ハポンが鉄道の高架というコンクリートの中にありながら、木に囲まれているからなのかもしれないーー。
狭義には、バロック・古典派・ロマン派の音楽、すなわち1550年頃から1900年頃の音楽ということになろうが、
では、それ以前の楽曲はクラシック音楽ではないのか?
また、現代を生きる音楽家が作曲した楽曲が「クラシック音楽」と分類されるのは如何なのか?
……議論は尽きない。
解釈としては、「西洋の伝統的な作曲技法や演奏法による芸術音楽」をして、「クラシック音楽」と表現するのが適当かと思われる。
2024年10月12日(土)、名古屋でお馴染みの老舗ライブハウス「K.Dハポン--空き地-」(名古屋市中区千代田5丁目12−7)で、画期的なライブコンサートが開催された。
この日のライブは、
バイオリン×2・ビオラ・チェロ
による、弦楽四重奏。
すなわち、
「大衆音楽(ポップス)ではないライブコンサート」
である。
これは、K.Dハポン初めての試みだそう。
題して、
【ハポンで弦楽四重奏】
ハポン初の純クラシックコンサートとなったステージに上がったのは、
岩田ゆいこ(バイオリン)
渡辺 優貴(バイオリン/ビオラ)
西尾 結花(バイオリン/ビオラ)
貫名 紗詠(チェロ)
ハポンにとって初めての夜となった当コンサートだが、予約の時点で満席、テーブルを片付けて椅子席を総動員する大入満員となった。
Setlist:
アトム・ハーツ・クラブ・カルテット 作品70(吉松隆)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Mozart)
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 作品59-3 ラズモフスキー第3番(Beethoven)
Encore:IN MY LIFE(THE BEATLES)
ハポンの歴史を紐解けば、そもそもはひとりのアーティストがアトリエとして使っていたスペースだったとか。
画家、映像作家、ロッカー、ポップスシンガー、そしてクラシック音楽家……
K.Dハポン-空き地-が全てのアーティストに優しい場所なのは、そんな歴史の上に築かれた魂なのかもしれない。
ちなみに、アトリエ(atelier)とは「木端の積み重ね」という意味のフランス語で、元々「大工の作業場」を指していたものが転じて「職人の工房」を表す言葉になったという。
音楽家たちから電車の走行音も含め愛されるのは、ハポンが鉄道の高架というコンクリートの中にありながら、木に囲まれているからなのかもしれないーー。
コメント