まだ夏も終わる気配がない2024年だが、
「今年いちばんの話題作」
と言い切ってしまいたい映画がある。
安田淳一監督最新作
『侍タイムスリッパー』
『拳銃と目玉焼』(2014年)『ごはん』(2017年)に続く、未来映画社の劇場映画第三弾作品だ。
インディーズ映画で時代劇を制作するという無謀とも思えるような安田淳一監督の挑戦は、今とんでもない実を結ぼうとしている。
名古屋では、2024年9月13日(金)、待ちに待ったロードショー公開が始まった。
『侍タイムスリッパー』ストーリー
京都見廻組の隊士として密命を帯びた会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)は、長州藩の志士と対峙していた。数合を斬り結び、高坂は立ち会う山形彦九郎(庄野﨑謙士)の並々ならぬ剣技を感じ入る。
山形もまた、高坂の剣客ぶりを察知しているようだ。
「生命を賭けた遣り取りになる」
二人が決死の一振りに及んだその刹那、雷光一閃。
高坂は、陽光指す京の町で目を覚ます。
訳も分からず周囲の様子を伺うが、行き交う人々の様子もどこかおかしい。
程なく往来で不逞浪人が狼藉を働き、割って入った「心配無用ノ介」を名乗る若侍(田村ツトム)に、高坂は助太刀する。
すると、「カット!」の声が飛び、高坂は罵倒されてしまう。
高坂を罵る人々は、まるで夷狄のような珍妙な身なりをしているのであった――
9月16日(月)、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4丁目7-1 ミッドランドスクエア5F)で開催された『侍タイムスリッパー』公開記念舞台挨拶を取材した。
登壇したのは、
安田淳一監督
沙倉ゆうの(山本優子 役)さん
司会進行は、お馴染み松岡ひとみ(映画パーソナリティー)さん。
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『侍タイムスリッパー』公式サイト
https://www.samutai.net/
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