短編映画の聖地【Theater Cafe(シアターカフェ)】(名古屋市東区白壁4-9)で開催されている

『シアターカフェ移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭』

8月11日(日)、連日満席のプログラムの中Eプログラム(6作品/約80分)を取材した。

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『それでも僕らは家族だった』

(2023年/30分)
監督:片岡優太
出演:小出房江(曽祖母) 加藤幸枝(祖母) 片岡恭子(母) 片岡綾音(姉) 片岡優太
僕の家族は、「一般家庭」の形から離れていた。モラハラだった父と離婚し、シングルマザーとして僕と姉を育ててきた母。父親代わりのように、一家の大黒柱を担ってきた祖母。経済援助をしてくれた曽祖母。上京した今思うのは、僕は家族が好きということだった。これは、帰郷したときに見つめた、僕の家族のドキュメンタリー。

『もう一度、旋回』

(2023年/10分46秒)
監督:浅田若奈
出演:田野真悠 有里まりな 
山中風希(26)が一冊の歌集『もう一度、旋回』を読んでいるところに、見覚えのある人物が通りかかる。それはかつての友人でもあり、『もう一度、旋回』の作者の天野透子(26)だった。風希と透子は二年前に絶交していた。透子との予期せぬ再会をきっかけに風希は二人の間に起こったことを思い返し、ある行動に出る。

『死霊のダンス』

(2022年/14分02秒)
監督:青木アリサ
出演:GON 七草きよえ 波佐本麻里
引きこもりの息子と隠れるように暮らす、母親。ある日、彼女は息子に起きている奇妙な変化に気づく。


『Yellow Exile #01 lost things in life』

(2024年/9分53秒)
監督・出演:城台宏典
大切なものを失ったピエロは当てもなく彷徨い、過去の自分の行いを悔いる。明確なストーリーよりも、鑑賞中に自身と向き合う時間にしてもらえればと思います。

『ゆめかさくら』

(2022年/10分9秒)
監督:八十川勝
出演:岸本ゆめか 春歌 山本欣生
少女ゆめかと母親がベッドの上で、昔の写真を並べてみていた。これまでの楽しい思い出を振り返りながら、写真を見ている2人。しかし、そこにはとても大切な目的があった。


特別上映ワークショップ作品

『床寿司 in the Theater Cafe』

(2024年/5分47秒)
監督:飯塚貴士
寿司造形・脚本・操演・声の出演:金子岳司 中川千鶴 南條琴美 百合草一樹 中山美幸 羊 順子 中島清路 中島妙子 中島巧
ある朝目覚めると、ネギトロ寿司になっていた。寿司の寿司による寿司のためのザ・寿司ワールドに迷い込んだ一人の人間は、上級寿司たちに虐げられている床にいる寿司、「床寿司」たちと出会う。


舞台挨拶には、

『もう一度、旋回』
浅田若奈
監督
有里まりな(主演)さん

『それでも僕らは家族だった』
片岡優太
監督


『死霊のダンス』
青木アリサ
監督


が登壇した。



『シアターカフェ移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭』

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Theater Cafe 公式サイト

https://theatercafe.jp/