5月25日(土)、星が丘テラス(名古屋市千種区星が丘元町16−50)で

出会いいちば
『多様なまなびマルシェ』

が開催された。

5月19日(日)三河会場に続き開催された『多様なまなびマルシェ』、今回の尾張会場では

・三河サドベリースクールシードーム (岡崎市)
・デモクラティックスクールまんじぇ(北名古屋市)
・オルタナティブ・スクールあいち惟の森(名古屋市緑区)
・私塾・フリースクールまなび場(名古屋市瑞穂区)
・名古屋プレゼール学園 (名古屋市中村区)
・NPO法人なごやAsovivaやごっち (名古屋市昭和区)
・LaCLo(日進市)
・アーレの樹 (日進市)
・てらこやさん(名古屋市守山区)
・NPO法人えこどもスコーレ (名古屋市守山区)
・子育てシェアの家ぽんぽん(長久手市)
・立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト
(順不同)

12団体が参加し、ブースを展開した。

いずれも、フリースクール、オルタナティブスクールなど多様な学びを提供する法人、活動を支援する団体である。

『多様なまなびマルシェ』は、教育の多様性を広く告知するために開かれた、市民参加型の催しなのだ。

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この中で、先日の「柳の下のどじょう」ライブで素晴らしいステージをみせてくれたふたりJACKSみうらまいさんが副代表を務める

NPO法人えこどもスコーレ

のブースを訪ねた。

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「えこども」は、名古屋市守山区志段味にある「りす山の保育農園」を運営するNPO法人で、その名は「ecology」と「子ども」に由来する。
「りす山の保育農園」は、山遊び、農業体験、オーガニック食材を使った給食など、知育、体育、食育を総合的に捉え、大人と子どもが共に力を発揮することを理念にしており、2020年度より0~6歳児対象の認可外保育施設、保育無償化の対象施設となっている。

えこどもでは、りす山の保育農園の理念を結実する「場」として、「えこどもスコーレ」の開設を始めている。
瀬戸を拠点に中高一貫教育を目指す「えこどもスコーレ」では、

「森を育て/田畑を育て/山小屋や道具をつくり/「暮らし」と地域をみんなでつくる」

という理念を掲げ、2025年本開設
に向け、プレ開設の準備が真っ盛りだ。



「スコーレ」と聞けば、当サイトをお読みくださる方々は、真っ先にシネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)の存在を思い浮かべることであろう。
シネマスコーレの創設者・若松孝二監督が

「スコーレというのはね、学校という意味なんですよ。
 かつて公園に集まって芸術論とかいろいろな文化の話をしていたことが、どんどん今でいう学校というものになっていったんです。
 ラテン語で学校というのがスコーレです」

と語っていたから、「スコーレ」を意味するところも説明不要と思う。

このschoolの語源となった「スコーレ(skhole)」という言葉を紐解くと、ギリシャ語に辿り着く。
古代ギリシアでは、「skhole」はそもそも「余暇」という意味だったとか。
教養を交換し、豊かで有益な思索や議論を繰り広げた、贅沢な時間を持つ者の集まりが「学校」となったのだ。

多様な教育について思いを馳せる時、私たちは「学校」が持っている本質的な豊かさに気付かされる。
そんな豊かさを提供する新たな「場」の誕生に、いま私たちは立ち会っているのだ――。

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NPO法人えこども公式サイト
https://ecodomo.info/

えこどもスコーレ公式Instagram
https://www.instagram.com/ecodomoschole2025/