
「カイジ」の福本伸行が原作を、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじが作画を担当し、名作コミックの呼び声高い「告白 CONFESSION」。
映像化を熱望されつつも、その完成度の高さもあって見送られ続けてきた劇場映画化が、遂に実現した。
メガホンを取ったのは、『カラオケ行こ!』の大ヒットも記憶に新しい、山下敦弘監督。
『土竜の唄』の生田斗真、『あゝ 荒野』のヤン・イクチュンがW主演を務めるとあって、2024年5月31日(金)のロードショー公開前から大きな話題となっていた。

『告白 コンフェッション』ストーリー
大学時代ともに山岳部に在籍していた浅井啓介(生田斗真)と、留学生のリュウ・ジヨン(ヤン・イクチュン)は、親友だった。大学卒業を間近に控えた登山で遭難し命を落とした西田さゆり(奈緒)の追悼登山会に参加してきた浅井とジヨンだったが、その年の参加者は二人だけ。
折からの悪天候もあり、右脚を負傷したジヨンは自分の最期を確信する。
必死で手当し、吹雪をやり過ごすため山小屋を探す浅井に、死を覚悟したジヨンは告白する。
16年前、さゆりは遭難死したのではない……自分が殺したのだ、と――。
2024年6月1日(土)、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4丁目7-1 ミッドランドスクエア5F)
で開催された公開記念舞台挨拶を取材した。
満席のスクリーン1に登壇したのは、山下敦弘監督、生田斗真(主演:浅井啓介 役)、ヤン・イクチュン(主演:リュウ・ジヨン役)。
まさに映画館で観るための映画、『告白 コンフェッション』。
是非ともお近くの劇場で74分間、手に汗握ってほしい。
そして、すべての「真実」を知ったあなたは、スクリーンの向こうに何を見付けるのだろう――。


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