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奇才・堤幸彦監督が現代の世に放つ新作映画は、『SINGULA』(シンギュラ)。

情報学習能力を持つAIを搭載したアンドロイド15体が、ある目的の為に集結する。
一体一体が違う性格を備えるアンドロイド達は人間そっくりだが、感情は持たない。
創造主「先生」の司令に従い、アンドロイド15体によるディベートバトルが幕を開ける。
議論のテーマは、人類との「共存」か、人類の「破壊」か――

『SINGULA』の原作は一ノ瀬京介氏による討論劇で、2019年2月に舞台で上演された。
討論劇『SINGULA』の映画化にあたり、最新技術による撮影・編集を可能とすべく、堤幸彦監督のもと鋭意スタッフが集結した。

そして、驚くべきことに……劇場映画版『SINGULA』の出演者は、なんと1人だけ。
2.5次元・舞台・ミュージカル・オペラと多彩な活躍で世界を魅了するspi(スピ)が、AIアンドロイド役「1人15体役」に挑戦する。

2024年5月18日(土)、ミッドランドスクエアシネマ2(名古屋市中村区名駅4丁目11−27 シンフォニー豊田ビル)で開催された、大ヒット記念舞台挨拶を取材した。

登壇したのは、
堤幸彦監督
spi(主演)さん
一ノ瀬京介(原作)さん


結局のところ私たちは、自分の「ようなもの」を介してしか、自己を評価することが出来ないでいるのだ。

私たちは実際、自身と鏡に写る自分を同一視しているが、それが本当に「同じ」なのか如何かを誰が判断できるというのだろう――。

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映画『SINGULA』公式サイト

https://singula-movie.com/