
2024年3月8日(金)公開の映画『ゴールド・ボーイ』は、平成『ガメラ』三部作、『リンキング・ラブ』(2017年)など、世代を超えて映画ファンを魅了し続ける名匠・金子修介監督の最新作。
『ゴールド・ボーイ』は、総再生数20億回というアジア最高峰ドラマ「迷雾剧场 隐秘的角落」(邦題:バッド・キッズ 隠秘之罪)の原作小説を、沖縄を舞台として日本映画として再構築した意欲作だ。
映画『ゴールド・ボーイ』ストーリー
夏休みに入ったばかりの中学生・安室朝陽(羽村仁成)は、同級生の間浩(前出燿志)と再会し、義理の妹・夏月(星乃あんな)を紹介される。夏月は母の再婚相手である浩の父から暴行され、誤って怪我を負わせたことで、その場に居合わせた浩と一緒に家出してきたのだ。
母・香(黒木 華)が夜勤で留守のため、朝陽は浩と夏月を家で匿うことにする。
一夜が明けると、朝陽の家の塀には誹謗中傷が落書きされており、母と離婚した父・打越一平(北村一輝)が、騒ぎを聞きつけ安室家を訪ねてくる。
再婚した一平は娘を亡くしたばかりで、亡き娘の実母・遥は朝陽が殺した思い込んでいるという。
香が働くホテルで食事を済ませた朝陽、浩、夏月は、観光スポットの岬をバックに記念写真を撮る。
間違って動画撮影してしまったデータを見ていた朝陽は、気付いてしまう。
断崖から二つの人影を突き落とす、東昇(岡田将生)が写り込んでいることに――。
2024年2月26(月)、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4丁目7-1 ミッドランドスクエア5F)で開催された先行試写会を取材した。
舞台挨拶に登壇したのは、金子修介監督、松井玲奈(東静 役)さん、星乃あんな(上間夏月 役)さん。
司会進行は、映画パーソナリティー・松岡ひとみさんだ。
かつて国と国とが互いの利をぶつけ合った島で、少年たちと大人たちの利が衝突する。
青い海と空を背景に、醜い人間模様が浮かび上がる。
だが、そこに「美」を見付け出してしまうのは、心が汚れてしまったからなのだろうか?
金子修介監督の作品からは、いつも刃を突きつけられる。
それも、磨き上げられた刃だ……
観る者の心を映し出す、鏡のような――。

映画『ゴールド・ボーイ』
2024年3月8日公開配給: 東京テアトル/チームジョイ
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