8月19日(土)、お盆も明けて台風が往き過ぎた名古屋・ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア商業棟5階)で、月イチトークライブ【松岡ひとみのシネマコネクションvol.45】が開催された。
今回は、ミッドランドスクエアシネマの月イチ企画とのコラボレーション、【シネマ歌舞伎】とのコラボ企画。
【シネマ歌舞伎】8月の演目は、
『シネマ歌舞伎 特別篇
幽玄』
能「羽衣」、「石橋」、そして「道成寺」を元にした舞踊もの。
出演する稀代の女形・坂東玉三郎が演出も手掛け、太鼓芸能集団【鼓童】との融合を試みた意欲作だ。
その上、映像編集、監修も坂東玉三郎が務めたというのだから、「特別編」の看板は伊達じゃない。
トークゲストは、日本で唯一人「歌舞伎ソムリエ」を名乗ることが許された、名古屋出身おくだ健太郎さん。
弊サイトで紹介させていただくのは、【松岡ひとみのシネマコネクション】Vol.17「桜姫東文章」、Vol.23「三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち」、Vol.40「籠釣瓶花街酔醒」に引き続き四度目となる。
歌舞伎公演のイヤホンガイドで「同時解説」を担当されたおくだ健太郎さん、この日も熱いトークで観客を魅了した。
【松岡ひとみのシネマコネクション】は、時を待たずして……と言うか、明日(8月20日)も【vol.46】が開催される。
8月20日(日)の上映作品は、三原光尋監督『高野豆腐店の春』。
取材する機会に恵まれているので明日もレポートするつもりだが、13:30の上映回にご都合がつく方は是非ともミッドランドスクエアシネマへ。
三原光尋監督と主演・藤竜也が送る「職人三部作」のトリを飾る『高野豆腐店の春』は、大スクリーンで観るのが相応しい――。
松竹 シネマ歌舞伎ホームページhttps://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
松岡ひとみのシネマレスト
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