ご存知、「映像のファンタジスタ」が、シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F)に帰ってきた。
そう、言わずと知れたインディーズの星・木場明義監督だ。
『つむぎのラジオ』、『ヌンチャク・ソウル』、『地元ピース! 幻想ドライビング』と、着々とキャリアを積み上げてきた木場監督、今回引っ提げてきた新作は、
『エスパーＸ探偵社 〜さよならのさがしもの〜』
長編版『サイキッカーＺ』公開の折に語っていた「超能力 ✕ 探偵」という構想を実現させの帰還である。
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『エスパーＸ探偵社 〜さよならのさがしもの〜』ストーリー
「サイキッカーZ」の活躍もあり、超能力や能力者が社会に認知されている、浅草。
「超能力X探偵社」を一人で切り盛りする松田聖人(末原拓馬)は、「殴られることで相手の感情とリンクできる」能力を持った探偵だ。
ある日、増田未依(松井りな)という女性から「妹の恵(豊島心桜)を悪の超能力グループから連れ戻してほしい」という依頼を受ける。
西田(田口隆祐/新日本プロレス)からの情報を頼りに、榊原(當山美智子)と柏原(いわたまあり)という半グレ超能力者を突き止めた松田だったが、調査の最中に顔見知りの刑事・南野(佐伯大地)から邪魔される。
南野は、数々の犯罪に手を染めながらも証拠を残さない超能力者・藤村蘭子(秋月三佳)を捜査しており、どうやら半グレ２人組とも関係あるようなのだ――。
今回の上映では、『ボクたちの宇宙戦争』という『エスパーＸ探偵社』スピンオフ短編も同時公開となった。
なんと先月末に撮ったばかりという、木場監督がファンタジスタぶりを遺憾なく発揮した珠玉作。
そして、木場明義監督は、シネマスコーレにスペシャルゲストを連れてきてくれた。
『エスパーＸ探偵社 〜さよならのさがしもの〜』出演、『ボクたちの宇宙戦争』主演・河合夏子 役、
「でんぱ組.inc」たまご色担当の「ぺろりん先生」こと、鹿目凛さんだ。
シネマスコーレは、立見が出るほどの満員札止となった。
大勢の映画ファン、ぺろりすと達が上映後も木場明義監督を囲み、名古屋の夜は更けていった。
「ミニシアターは、終わらない！」
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