2023年7月8日(土)、【第10回 MKE映画祭】が開催された。
2020年、2021年はコロナ禍により開催中止。
2022年の【第9回】も規模をやや縮小しての開催だったため、フルサイズでの【MKE映画祭】は実に4年ぶりとなる。
M:みて
K:くれたって
E:いいじゃない
映画祭の趣旨にピッタリな作品が揃った今回、まさに第10回の節目に相応しい映画祭となった。
会場となった岐阜県図書館(岐阜市宇佐4-2-1)では、選りすぐられた13作品が上映され、熱い想いを抱えた作り手たちは全国から岐阜に駆けつけた。
『KAMIOKA VENREGERS』
(カミオカ ベンリジャーズ)
監督:吉木 敏博
『空中ロックオン』
監督:北岡 真紀子
『別れるということ』
監督:渡邉 高章
主演/脚本:星能 豊(長浦 役)
『あくまで悪魔です』
監督:岡本 崇
『白の殺人』
監督:布山 悠河
『陽菜のせかい』
監督:佐藤 陽子
『チャネリングミー』
監督:東野 敦
『グッドボタン』
監督:伊藤 啓太
『名探偵 一色誠 ~電脳寺殺人事件~』
監督:一田 久作
『ヒューマンマン VS センスマン』
監督:ハヤト丸
『親の愛を知らない』
監督:志波 景介
『しずく』
監督:相馬 雄太
主演:山木 彩華(相沢春奈 役)
『ラの♯に恋をして』
監督:廣田 耕平
栄えある第10回グランプリに輝いたのは、相馬雄太監督『しずく』。
もし新型コロナウイルスのパンデミックが無かったなら、【MKE映画祭】の10回目という節目も数年前に迎えていたことであろう。
だが、そんな紆余曲折を経たからこそ、前にも益して燃え滾った情熱もあるかもしれない。
曲がりくねった道を往くからこそ、頑なに貫く想いの、偉大を知るのだ。
情熱よ、真っ直ぐ進め――
「みてくれたって いいじゃない!」
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