『エリック・クラプトン アクロス24ナイツ』は、そんじょそこらの音楽ドキュメンタリーとは、違う。
言わずとしれた「ロックレジェンド」「生ける至宝」エリック・クラプトン(Eric Clapton/1945〜)がアルバート・ホールで開催した、それまでのキャリアの集大成とも言える記念碑的ライブがあった。
その構成たるや、4人(G.B.K.D.)バンド形式や、ホーンセクションを加えた13人編成、はたまたブルース回や、フルオーケストラとの共演など、多岐に及んだ。
まさに伝説と呼ばれるに相応しいライブは、1990年1月18日〜2月10日までの18回、1991年2月5日〜3月9日までの24回(映画のタイトル「24 Nights」はここに由来する)と、全42回を数えた。
エリック・クラプトンと共演したのは、マイケル・ケイメンが指揮するナショナルフィルハーモニー交響楽団、アルバート・コリンズ、バディ・ガイら名だたるブルースプレーヤー、そしてフィル・コリンズら何れ劣らぬミュージシャンの面々。
6月9日(金)よりロードショーが始まるや否や、ファンならずとも極上の映像と音への絶賛が鳴り止まない『エリック・クラプトン アクロス24ナイツ』、名古屋センチュリーシネマ(名古屋市中区栄三丁目29-1名古屋パルコ東館8F)では6月23日(金)より公開が始まっている。
7月1日(土)、『エリック・クラプトン アクロス24ナイツ』大ヒットを記念して、スペシャルトークプログラムが組まれたので、取材した。
トークゲストは、東郷かおる子さん。
『ミュージック・ライフ』編集長時代、当時まだ無名だったクィーン(Queen)をはじめとするミュージシャンを国内にいち早く知らしめた生き字引である。
貴重なトークを動画で撮影する許可を頂いたので、ほぼノーカットで紹介する。
『エリック ・クラプトン アクロス24ナイツ』
出演:エリック・クラプトン、マイケル・ケイメン、フィル・コリンズ、アルバート・コリンズ、バディ・ガイ他監督:デヴィッド・バーナード
原題:Eric Clapton – Across 24 Nights
2023年/115分/1.83:1/イギリス/字幕(歌詞全訳):小泉真祐
公式サイト
http://clapton.onlyhearts.co.jp/
🄫2023 Bushbranch Studios Ltd
コメント