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「20世紀最大のスパイ」と称されるリヒャルト・ゾルゲは、近年ロシアでも再評価が進んでいるという。
ウクライナ・オデーサ出身のセルゲイ・ギンズブルグ演出、2年以上の期間と7億円もの費用で製作されたドラマシリーズは、ロシア国内で高視聴率を獲得した。

そんな「人間・ゾルゲ」を描いたドラマ『スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ』が、いよいよ日本でも解禁となる。

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主役であるリヒャルト・ゾルゲ役には、『ソローキンの見た桜』(19)のアレクサンドル・ドモガロフ。
ゾルゲの恋人・花子役には、22年7月に惜しまれつつ急逝した中丸シオン。
山本修夢、木下順介、瀬戸元など日本人共演者にも注目だ。

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『スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ』 ストーリー

ナチ党お抱えの大手新聞社記者リヒャルト・ゾルゲ(アレクサンドル・ドモガロフ)は、東京で特派員として活躍している。
ゾルゲの記事は党内でも大きな影響を持ち、駐日ドイツ大使の人選をも左右する。
そんなゾルゲを愛する花子(中丸シオン)は、ドイツ人向けカフェの給仕として働き、いつかゾルゲの祖国で添いとげることを夢みている。
だが、ゾルゲにはもう一つの顔があった。
ロシア人を母に持つゾルゲはスターリン率いるソ連共産党員であり、「ラムザイ」というコードネームを持つ凄腕のスパイなのだ――。

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ドラマ『スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ』全12回、総時間611分もの重厚な物語を一気に観られるまたとない【特別《限定》上映会】が、名演小劇場(名古屋市東区東桜2-23-7)で開催されている。

6月3日(土)には「『ゾルゲ』秘話情報モリモリ!?トーク」としてトークショーが開催された。
トークショーの様子を取材することができたので、動画で紹介する。
ゲストは、鈴木規夫 愛知大学教授(尾崎・ゾルゲ研究所事務局長)。
司会進行は、益田祐美子(平成プロジェクト代表)さんが務めた。



【特別《限定》上映会】は週末限定で、今週だけでなく来週末も開催されるので、是非お観逃しなく。

『スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ』

vol.①:1~2話/vol.②:3~4話
vol.③:5~6話/vol.④:7~8話
vol.⑤:9〜10話/vol.⑥:11〜12話


日程:
6月4日(日)10:00④/11:55⑤/13:50⑥
6月10日(土)10:00(トーク付)①/12:50②/14:30③
6月11日(日)10:00④/11:55⑤/13:50⑥


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「ゾルゲ」秘話情報モリモリ!?トークイベント
6月10日(土)10:00の回
トークゲスト:
鈴木規夫 愛知大学教授(尾崎・ゾルゲ研究所事務局長)
MC:小堀勝啓(元CBCアナウンサー/フリーアナウンサー)


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『スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ』公式サイト

https://spyzorge.com/


名演小劇場 公式サイト

http://meien.movie.coocan.jp/