3rdステージを務めた、富山優子トリオのLIVEをレポートする。
富山優子トリオ
・富山優子(Pf.Vo.)
・上田哲也(Ba.)
・よしじまともひと(Dr.)
富山優子がトリオで来名するのは、2022年5月21日valentinedrive(名古屋市千種区今池1丁目9−3 西今池ビル地下1階)以来。
バレンタインドライブで対バンだった「Sweet Sunshine」は、今回の3マンで1stステージを務めた「フラットライナーズ」のドラム・磯たか子がボーカル・キーボードを担当し、2ndステージ「RadicalHumanism」春日井直人もドラムで入っている。
富山優子トリオ2ndアルバム『Tweeting From Space』発売から10ヶ月が経とうとしているタイミング、セットリストは『Tweeting From Space』を中心にしつつ、1stアルバム『Beautiful Harmony』やソロ曲もあり、バランスの良い選曲だった。
2nd Stage Setlist:
INTRO
よろこびの種
War&Water
Lunch of Hummingbird
アリさん
光のトレモロ
富山優子の自由自在なインプロビゼーションは、まさにライブならでは。
よしじまともひとのスティック、マトック、そして異素材スティックへの持ち換えを目視できるのも、ライブならでは。
どう演奏しているか分からないほど多様な音を聴かせる上田哲也のフレットレスベースは、ライブで観ても謎が解けない。
MCにあったように、富山優子はよく名古屋のステージに立ち、話に出た福沢幸久(フクラ本舗)とも度々対バンしている。
ステージで繋いだ縁は切れることなく今回の3マンも実現することになったのだから、いつも絶妙なバン組で「マジカルコネクション」を企画してくれる山本タダシプロデューサーには感謝しかない。
フラットライナーズのステージに、富山優子が「好きです!」と叫ぶ。
Radical Humanismのステージでは、フラットライナーズの磯たか子が黄色い声援を送る。
ブラジルコーヒーを埋めたオーディエンスは、素晴らしいライブ空間を体験した。
そんな観客からの拍手、手拍子は止むことがなく、富山優子トリオは
羊は列車から降りて
屍(かばね)
永遠を観る子供たち
と、3曲ものアンコールで応えることとなった。
また、あいましょう――
コメント
コメント一覧 (1)
とても美しい歌声とピアノでアンコールも3曲もあり満足でした。
フラットライナーズの記事も読みました。
なるほど〜と記事の深い考察に納得しました。
ライブと記事ともに良かったです。