
宮﨑政記監督は、ドキュメンタリー映画『木樵』を、
「林業の現状を訴えるために撮ったのではない」
と語った。
だが、その言葉とは裏腹に、『木樵』を観た人たちは、今作のことを
「林業の「いま」を語る、啓蒙作品だ」
と評する。
このスタンス、立ち位置の違いは、宮﨑政記監督が、山国・飛騨で生まれ育ち、実際に「木樵」を生業とした経験があることに由来するのだろう。
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ドキュメンタリー映画『木樵』(きこり)は、10月14日(金)より全国ロードショーが開始される。
10月1日(土)より地元・岐阜と愛知で先行上映が始まった、『木樵』。
名演小劇場(名古屋市東区東桜2丁目23−7)にて舞台挨拶を取材した。
登壇したのは、宮﨑政記監督、名古屋大学農学部の山崎真理子教授。
司会進行は、益田祐美子プロデューサー。
忘れないようにしたい。
時代が移り変わり、社会生活は変容しても、日本は変わらず山国であり、森の恵みに抱かれていることを。
そして、豊かな森は、山は、「木樵」が護り続けていることを――。

ドキュメンタリー映画『木樵』
10月1日(土)〜 先行公開名演小劇場
岐阜CINEX
10月1日(土)〜10月4日(火)
でこなる座
10月14日(金)〜 全国順次ロードショー
ヒューマントラストシネマ有楽町
大垣コロナシネマワールドほか
【配給】平成プロジェクト
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