トリエンナーレ改め、国際芸術祭【あいち2022】。

一宮市会場、常滑市会場、有松会場と巡ってきた当レポートも、いよいよ本丸・愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1丁目13−2)。

テーマ『STILL ALIVE』の真髄に肉薄した作品が一堂に会し、しかも作品によって様々なアプローチが見られるので、現代美術を多角的に鑑賞することができる。

まずは、10階のメインフロアへ移動した。


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マルセル・ブロータース


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河原 温
1970年から2000年に掛けて、世界各地の知人へと送られた「I AM STILL ALIVE」の電報。
その数、およそ900通。


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奥村 雄樹


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ローマン・オンダック
『イベント・ホライズン』

展示室そのものが一つのインスタレーション作品。
床の丸太は輪切りになっていて、一日一枚ずつ壁に架けられ、日一日と部屋は様相を変えていく。


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和合 亮一


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ロバート・ブリア


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ミシェック・マサンヴ


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塩見 允枝子


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リタ・ポンセ・デ・レオン


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ミルク倉庫+ココナッツ


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パブロ・ダヴィラ


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ファニー・サニン


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アンドレ・コマツ
『失語症』

半透明のビニールはあたかも迷路を思わせ、中を自由に行き来できる。
中央には二か国語の新聞の「塔」が、また道中にも意味ありげな「アイテム」があり、タイトルの意味を理解しようとする鑑賞者は、いつの間にかタイトルを体現することになるのだ――。


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カズ・オオシロ


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ジミー・ロベール


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足立 智美


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カデール・アティア


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横野 明日香


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大泉 和文


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うら あやか+小山 友也
(ラーニング・プログラム)


今回も、写真、そして動画を纏めてみた。



10月10日まで開催されている、【あいち2022】。

本会場である愛知芸術文化センターは、コンセプチュアル・アートも多いので、是非とも「対話型鑑賞」を体験してほしい。
金土日曜、そして祝日は、ボランティアやキュレーターによるガイドツアーが定期的に行われている。


【あいち2022】関連レポート:

愛知芸術文化センター(10階)
愛知芸術文化センター(地下2・8階)

一宮市会場

常滑市会場

有松会場