永岡俊幸監督の『クレマチスの窓辺』を初めて観たのは、【おおぶ映画祭2020】だった。
思い起こせば、2020年のおおぶ映画祭は、新型コロナ(COVID-19)禍により二度の延期という憂き目に遭ったものだ。
あの頃は思っていなかった……まさか2年半後の世界が、まだ同種のウイルスに脅かされ続けているとは。
![20220508211143_IMG_9990](https://livedoor.blogimg.jp/rintaroh8919/imgs/1/b/1bde8c27-s.jpg)
そんなコロナ禍を乗り越え、ようやく『クレマチスの窓辺』が一般公開されることとなった。
名古屋では、5月7日(土)名古屋シネマテーク(名古屋市千種区今池1丁目6−13 スタービル 2F)で初日を迎えた。
この上映館に得心した映画ファンも多いだろう。
名古屋のシネフィルたちは、エリック・ロメールやギョーム・ブラックのバカンス映画に、名古屋シネマテークで出会ったのだ。
5月8日(日)、永岡俊幸監督、瀬戸かほ(主演・絵里 役)さん、小山梨奈(結梨 役)さんの舞台挨拶が開催された。
名古屋シネマテークで取材することができたので、動画でレポートする。
コロナ禍による行動規制がないGWを3年ぶりに味わった今は、私たちが「バカンス」について考える最良のタイミングなのかもしれない――。
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