『ゆきおんなの夏』(16年)『12ヶ月のカイ』(21年)の亀山睦実監督の最新作は、女性を取り巻く「現在(いま)」を考える、体験型エンターテイメント。

【田辺・弁慶映画祭セレクション2021】でも大変話題となった、『マイライフ、ママライフ』。
4月23日(土)、名古屋シネマテーク(名古屋市千種区今池1丁目6−13 スタービル 2F)で待望の公開初日を迎えた。

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『マイライフ、ママライフ』ストーリー

大内綾(尾花貴絵)は、夫・健太郎(水野勝)と二人暮らしで、仕事にやり甲斐を感じている。
30歳の誕生日を境に健太郎から子供がほしいと言われ、職場だけでなく、家庭でもストレスを抱えている。
綾には、妊活に踏み切れない理由があった。
三島沙織(鉢嶺杏奈)は、30歳。
二人の子供を育てながら働いていて、やりたい仕事ではない上に、職場も育児に理解があるとは言えない。
その上、夫・博貴(池田良)は仕事優先、自分優先で、子育ても家事も分担しない。
ある日、彩と沙織は『家族留学』という家族体験プログラムのイベントで出会うことになる――。

初日舞台挨拶に、亀山睦実監督と水野勝(大内健太郎 役)さんが登壇した。

動画で取材することができたので、レポートする。


手に汗握り、憤り、目頭を熱くするうちに、時代の有り様を知る。
笑い、心が温かくなるだけでなく、自分の生活に目を移す。

『マイライフ、ママライフ』は、「啓蒙型エンターテイメント映画」だ。

すべての人が、自分らしく生きられる。
真の多様性が実現するよう、映画は今日もスクリーンを多彩に染めるのだ――。

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『マイライフ、ママライフ』公式サイト