
「月イチトークライブ」のはずが、2月2度目の開催となる、ご存知ミッドランドスクエアシネマの名物企画【松岡ひとみのシネマコネクション】。
2月27日(日)、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4丁目7−1 ミッドランドスクエア5階)にて、【松岡ひとみのシネマコネクションVOL.13】が開催された。
今回の上映作品は、
『グッバイ、ドン・グリーズ!』
【VOL.12】の『パイプライン』に引き続き、公開が始まったばかりの新作だ。
世界中で絶賛された大ヒット作『宇宙よりも遠い場所』(よりもい)に続き、いしづかあつこ監督×MADHOUSEによる最新作『グッバイ、ドン・グリーズ!』は、いしづか監督にとって劇場オリジナル作品初監督となる。
『グッバイ、ドン・グリーズ!』ストーリー
ロウマ(花江夏樹)は、地方の田舎町に住む、高校生。
農業を営む父(田村淳)母(指原莉乃)の手伝いも身が入らず、クラスにも馴染めず、冴えない日々を送っている。
だが、夏休みには東京の高校へ進学して離れてしまったトト(梶裕貴)が帰ってくる。
小学生の頃から浮いた存在だったトトとロウマは、チーム「ドン・グリーズ」を結成した仲間なのだ。
新たにチームに加わったドロップ(村瀬歩)も一緒に、高校一年になったドン・グリーズたちの夏休みは、平凡ながらも楽しく始まる
……はずだったのだが――。
2月18日(金)に封切られたばかりの新作、しかも絶賛公開中の話題作で、今回の【VOL.13】は『グッバイ、ドン・グリーズ!』のリピート鑑賞組も多く見られた。
その上、岡崎市出身のいしづかあつこ監督にとって、愛知県での舞台挨拶は凱旋トーク。
さてさて、松岡ひとみさんといしづかあつこ監督はどんな化学反応を見せるのか……
トークショーの様子を、動画でレポートする。
いしづかあつこ監督は、登場人物の成長物語を描ける、稀有なアニメーション作家だ。
「成長を描くなんて、どの作品でもやってることでは?」
と思われる方もいようが、さにあらず。
何気ない台詞の中に、単なる想い出話と思われるような回想シーンに、さり気なく未来の出来事に繋がるような欠片を忍び込ませることが出来るのが、いしづか監督だ。
『宇宙よりも遠い場所』でもそうだったが、『グッバイ、ドン・グリーズ!』では特に顕著に観られた。
血の通ったキャラクター達の何気ない行動が、後々のストーリーラインに大きく関わってくる。
それはもう「伏線」の枠を越えて、「人となり」だ。
人となりを積み重ねて、人間は成長していく。
成長の過程を、「青春」と呼ぶのだろう。
2022年の春は、ドン・グリーズ達の青春を見届ける春にしてほしい――。
映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』
大ヒット上映中!
花江夏樹
梶 裕貴
村瀬 歩
花澤香菜 /
田村 淳(ロンドンブーツ1号2号)
指原莉乃
監督・脚本:いしづかあつこ
キャラクターデザイン:吉松孝博
美術監督:岡本綾乃 美術ボード制作協力:山根左帆 美術設定:綱頭瑛子、平澤晃弘
色彩設計:大野春恵 撮影監督:川下裕樹 3D監督:廣住茂徳、今垣佳奈 編集:木村佳史子
音楽:藤澤慶昌 音響監督:明田川 仁 音響効果:上野 励
アニメーション制作:MADHOUSE
主題歌:[Alexandros] /「Rock The World」
(ユニバーサルJ / RX-RECORDS)
配給:KADOKAWA 製作:グッバイ、ドン・グリーズ!製作委員会
『グッバイ、ドン・グリーズ!』公式サイト
ミッドランドスクエアシネマ公式サイト
http://www.midland-sq-cinema.jp/top
映画パーソナリティ☆松岡ひとみ
オフィシャルブログ
「シネマとごはん、ときどきニャンコ」
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