『CHAIN/チェイン』メイン

映画『CHAIN/チェイン』ストーリー

幕末、京都。御陵衛士の隊士・篠原泰之進(渡辺謙作)と藤堂平助(村井崇記)は、賭場の胴元・水野弥三郎(福本清三)に資金提供を相談していた。
賭場を後にする篠原と藤堂に、陰間乞食の惣吉(松本薫)が襲い掛かり、賭場の用心棒である会津の脱藩浪人・山川桜七郎(上川周作)は藤堂と対峙する。数合の斬り結びで桜七郎の人柄に感じ入った藤堂は、盟主・伊東甲子太郎(高岡蒼佑)率いる御陵衛士に勧誘するが、桜七郎は何も言わずその場を離れる。
伊東、藤堂、そして斎藤一(塩顕治)ら御陵衛士は、元新撰組の隊士だった。新撰組局長・近藤勇(山本浩司)、副長・土方歳三(大西信満)は、組を抜けんとする彼らに説得を試みるが、伊東の決心は硬く、両者の対立は鮮明になる。
惣吉を救った、性病を患う夜鷹・お鈴(辻凪子)。伊東の恋人、輪違屋の太夫・花香(土居志央梨)。阿片煙管で侍を骨抜きにする、胡弓の師匠・お染(和田光沙)。激動の時代を生き抜く女たちも交え、血腥い京は、池田屋事件、近江屋事件、そして七条油小路の変と、血で血を洗う惨劇が連鎖していく――。

『CHAIN/チェイン』サブ2

京都芸術大学映画学科の学生とプロが劇場公開映画を作るプロジェクト「北白川派」第8弾作品、『CHAIN』が公開中だ。
北白川派といえば、今年公開された『のさりの島』(監督:山本起也/主演:藤原季節)の記憶も新しい。

『CHAIN/チェイン』サブ3

監督は、『正しく生きる』(2015年)『愛してよ』(2005年)の、福岡芳穂監督。
福岡監督は若松プロの出身で、京都芸術大学で映画学科の教授を務めている。

名演小劇場(名古屋市東区東桜2-23-7)では12月17日(金)から公開が始まった、映画『CHAIN』。
12月19日(日)には福岡芳穂監督、そして仙頭武則プロデューサーによる舞台挨拶が開催された。
京都芸術大学で客員教授を務める仙頭プロデューサーは、名古屋学芸大学の教授でもあるので、名古屋ではすっかりお馴染みの映画人だ。

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お二人の舞台挨拶を、動画でレポートする。
『CHAIN』という映画を鑑賞する上で、大変に為になるお話を聞けたので、是非ともご視聴を。


ストーリーを追うことに終始しては、辿り着けないものが映画にはある。

『CHAIN/チェイン』サブ4

トークでも触れられていたが、必ずや二度、三度と観たくなる作品なので、早めの鑑賞をお薦めする――。

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映画『CHAIN/チェイン』

12月17日(金)~@名演小劇場
【配給】マジックアワー

©北白川派

『CHAIN』公式サイト