
恋愛映画の達人、群像劇の天才・今泉力哉監督。
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最新作『かそけきサンカヨウ』も、恋愛映画であり群像劇なのだが、現代の家族のかたちを問いかけるファミリー映画でもある。
本作は、人気作家・窪美澄の短編小説「かそけきサンカヨウ」が原作。
窪美澄といえば山本周五郎賞作品『ふがいない僕は空を見た』がタナダユキ監督により映画化(2012年/147分/R18+)されたことで映画ファンにもお馴染みだが、『かそけきサンカヨウ』で益々名を知られることになるはずだ。
『かそけきサンカヨウ』は、10月15日からロードショー公開が始まるや否や、絶賛を浴びている。
『かそけきサンカヨウ』ストーリー
高校入学を前にした春休み、国木田陽(志田彩良)は、中学から一緒の、清原陸(鈴鹿央士)、鈴木沙樹(中井友望)、有村みやこ(鎌田らい樹)、宮尾数人(遠藤雄斗)と、沙樹がバイトするカフェ「赤い風船」にいた。陸が切り出した「自分史上いちばん古い思い出」について取りとめのないおしゃべりしていたが、陽は話を切り上げた。
幼い頃に母が家を出た陽は、帰って夕飯の準備をしなければならない。
帰宅した父・直(井浦新)と一緒に夕飯を食べる陽は、父の思わぬ言葉を聞くことになった。
「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」
今回、伏見ミリオン座(名古屋市中区錦2丁目15−5)にて、主人公・陽を演じた志田彩良さんの舞台挨拶を取材することが出来た。
舞台挨拶では、抽選会も行われた。




当選者には、志田彩良さん直筆サイン入りパンフレットがプレゼントされた。
「転売しないでくださいね」
という志田さんの言葉で、客席は笑いに包まれた。


トーク終了後、ミリオン座2階ロビーのポスターにもサインを入れる志田さん。

当たり前の大切さ、相手を許す強さ……『かそけきサンカヨウ』に込められた想いが、一人でも多くの方に伝わりますように――。
映画『かそけきサンカヨウ』
10月15日(金)〜テアトル新宿10月22日(金)〜
伏見ミリオン座
ほか絶賛公開中
志田彩良 / 井浦 新
鈴鹿央士 中井友望 鎌田らい樹 遠藤雄斗
石川 恋 鈴木 咲 古屋隆太 芹澤興人
海沼未羽 鷺坂陽菜 和宥 辻 凪子 佐藤凛月
菊池亜希子 / 梅沢昌代 西田尚美 / 石田ひかり
主題歌:崎山蒼志「幽けき」(Sony Music Labels)
監督:今泉力哉
原作:窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収「かそけきサンカヨウ」
脚本:澤井香織 今泉力哉
音楽:ゲイリー芦屋
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