当ゴチソー尾張ではお馴染み、「名古屋で一番新しい神社」、名古屋市中区大須3-4-13の【錦鯱神社】(きんしゃちじんじゃ)。
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先月は【妖怪絵巻】シリーズの【壱】と【弐】を拝受したので、社主の錦鯱さんに御朱印の解説をしていただいた。
※よろしければ、こちらもどうぞ※今回、お願いしていた【妖怪絵巻 参】の御朱印が書き上がったとの連絡をいただいたので、2021年10月2日(土)に参拝してみることにした。
こちらが、【妖怪絵巻 参】。
その名も、【夜烏】(よがらす)。
写真を撮っていると、錦鯱さんが「済みません!2分だけお預かりしても良いですか?」と言って、筆を加えてくれた。
どこに加筆されたか、お分かりだろうか?
こんなサービス精神も、「夜の街の神社」の錦鯱神社ならではだ。
錦鯱さん
「黒い服を着て、夜の街に集まって、と言うことで……夜の、お水の世界では、夜の烏とは、ホストのことを指すんです」
「右のカラスは、実は肩に「Ō-nā」(オーナー)とあります。こちらが社長なんです」
「そして、こちらのカラスは、No.1ホスト。ということで、「コール命」のハットを被っています。マントには、「オーラス歓迎」「ハンカチ大事」「泣かした女は……」とあります。ちなみに「オーラス」とは、夜の業界で「オープンからラストまで」のことです」
境内に飾られた新作の御朱印は、まる夜の烏、夜の蝶のようだ。
さながら、「指名」を待っているよう。
「限定」の文字が醸し出す、一期一会感……
これもまた、夜の世界を彷彿とさせる。
書き置きシリーズの、絵画御朱印『界雲赤龍』。
元の絵は、フルイドアートで描かれた作品だそう。
たまたま他に参拝客がいなかったので、錦鯱さんから絵の話を色々と聞くことが出来た。
一旦展示から外した絵画を、わざわざ出してくださった。
錦鯱神社の御朱印でメインのモチーフである、「初代錦姫」。
実は、絵画御朱印『伍尾錦姫遊戯』の元になった絵画の錦姫がルーツなのだそう。
普段は、尻尾を隠している設定なんだとか。
さて、何やら三角くじがあったので、引かせていただいた。
聞けば、10月2日は錦鯱神社の創建記念日なんだそう。
「去年の9月半ばから活動してたんですが、しっかりとやり始めたのは、2020年10月2日だったんです」と、錦鯱さん。
くじの景品でポストカードが当たったので、錦鯱神社の由緒書にも使われている、紅葉の下で血を吐く遊女の墨絵を選んだ。
「ありがとうございます!とても大切な絵なんですがイマイチ人気がないので、選んでくださって嬉しいです」
と、錦鯱さんが言うので、
「遊女の凶事は、錦鯱神社を開いた動機ですもんね」と、答えた。
マスク越しだったが、錦鯱さんはニッコリと笑った。
あらためまして、「お誕生日おめでとう」、錦鯱神社!
【錦鯱神社】
〒460-0011愛知県名古屋市中区大須3-4-13
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