長編デビュー作『BOY』(2019年)、短編映画『吉祥寺ゴーゴー』(2020年)と、シアターカフェ(名古屋市東区白壁4-9)では3月13日(土)〜3月21日(日)籔下雷太監督の特集上映が組まれていた。
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初日の籔下監督と松木大輔さん(谷医師 役)に引き続き、上映最終日にも舞台挨拶が開催された 。
『BOY』『吉祥寺ゴーゴー』の撮影秘話が明かされた。
籔下雷太監督は、現在公開中の『まともじゃないのは君も一緒』(監督:前田弘二)でメイキングを担当しており、
「僕の映画で女性が強いのは、前田監督の影響もあるのかも」
と、語っていた。
シアターカフェで4月3日から始まる【前田弘二監督特集】を心待ちにする映画ファンも多いだろう。
井口翔登さんは【MOOSIC LAB 2020-2021】の『アポトーシス』(監督:橋本根大)にも出演されているとのこと。
こちらでは晴人とは「外見も内面も違う」そうなので、名古屋での上映が楽しみだ。
舞台挨拶で『吉祥寺ゴーゴー』の「パヤパヤ」劇伴の誕生秘話を聞かせてくれた きだしゅんすけさんに「70年代ドラマの『おくさまは18歳』みたいなスキャットで、楽しかったです」とお話させていただくと、
「そうです、そうです。あと、『寺内貫太郎一家』とか!」
と、答えてくれた。
『恋とさよならとハワイ』(監督:まつむらしんご/撮影監督:籔下雷太)、『哀愁しんでれら』(監督:渡部亮平)と、出演作が続く綾乃彩さん。
観客の女性から「谷先生って、人間臭くて好きでした」と言われ、
「なるほど、澤さんも谷先生を放っとけないと思ってるのかもしれませんね……いや、それはないな」
と、笑った。
映画『BOY』
監督・脚本:籔下雷太
井口翔登
松木大輔、大咲レイナ、綾乃彩、伊藤羊子
中野貴啓、山本愛生、小川正利、村田美輪子
相馬有紀実、野口しゅうじ、酒井麻吏、窪正晴、安田博紀、大根田良樹
撮影:白川祐介、石津美樹
録音:内田達也 助監督:羽石龍平
制作:白田誠哉、田中佐知彦
音楽:きだしゅんすけ
プロデューサー:加藤啓介、今西祐子
製作・配給:ニューシネマワークショップ
2019年/日本/78分
映画『BOY』公式サイト
©ニューシネマワークショップ
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