武正晴監督、奥山和由プロデューサー、作家・中村文則が再び集い、全く新しい『銃』の作品世界を再構築した、『銃 2020』。

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伏見ミリオン座(名古屋市中区錦2丁目15-5)でコロナ禍後初の舞台挨拶を行い、大いに観客を沸かせた武正晴監督は、その後も取材に答えてくれた。

『銃 2020』を語る上で、実に有意義な共同インタビューであった。
……ただし……
以前、前作『銃』(2018年)を取材させていただいた時にも増して、盛大にネタバレを含むトークとなった。

※よろしければ、こちらもどうぞ※


とはいえ、映画『銃 2020』を理解するには、絶対に聞いてほしいトークなので、一秒たりともカットしたくない。

そこで、今回は「ネタバレ」要素がどれだけ含まれるのか、数値化しようかと思う。
「ネタバレ危険度」という独断と偏見に満ちた数値を設定し、載せることにする。

「ネタバレ」という単語を親の仇くらいに感じる映画ファン、
どんな些細なことでも「ネタバレ」だけは許せない!という愛好家の皆様、
動画をクリックするか否かの判断基準としてほしい。

もちろん、『銃 2020』をすでに鑑賞されている方は、是非とも全部ご覧あれ。
本当に、良い話をたっぷりと聞くことができた。

女優・日南響子について

ネタバレ危険度………70%

「ストーカー」の立ち位置は?

ネタバレ危険度………100%

苦しんだ前作『銃』、『銃 2020』は?

ネタバレ危険度………80%

女優・友近について

ネタバレ危険度………90%
言及される作品は、野村芳太郎監督『鬼畜』、市川崑監督『犬神家の一族』あたりか?

もう一人、キーパーソンが……

ネタバレ危険度………80%
僭越ながら、これだけはどうしても聞きたくて、私も質問させていただいた。
女優・前田織音(まえだおとね)、是非今後とも注目したいと思う。

さて、如何だっただろうか?

クリックして動画を視聴することを躊躇われた貴方、少しでも早く『銃 2020』を観てほしい。
そして、一刻も早く武正晴監督のトークを聞き、膝を打ってほしい。

また、ネタバレが平気な映画ファン、むしろウェルカムな方は、インタビューを聞いて『銃 2020』に興味が湧いたはずだ。
すぐにでも劇場へ走ってほしい。

そしてそして……
誘惑に負けて、うっかり動画をクリックしてしまった貴方、ご心配なく。
今耳にした武監督のトークで、『銃 2020』の魅力が色褪せることは断じてないから、安心してほしい。

名画とは、そういうものだ。
だからこそ、監督は自作について、饒舌に語るのだ。

観るか、読むか、どちらを先行させても、構わない。
まるで、原作と映像化作品(もしくは、原作映画とノベライズ作品)の関係が如し、である。

名作とは、そういうものだ――。

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映画『銃 2020』

日南響子


加藤雅也 友近

吹越満 佐藤浩市


山中 崇 宇野祥平 サヘル・ローズ

篠原ゆき子 内田 慈 片山萌美

坂田 聡 酒向 芳 丸山智己

金井勇太 岡山天音 中村ゆうじ 小林きな子


リリー・フランキー(友情出演)

村上虹郎


監督:武正晴

脚本:中村文則 武正晴

企画・製作:奥山和由


2020年 / 日本 / カラー / 76分 / DCP / 5.1ch / ヨーロッパビスタ

レイティング:G


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