カラフルでキュートな御朱印で有名な、三輪神社(名古屋市中区大須3-9-32)。
週末ともなれば、御朱印ガールを中心に多くの御朱印愛好家が集まる。

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期間限定の御朱印も頒布され、リピーターも数多く存在する。

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こちらは、「ストロベリー・ムーン」に、「梅雨入り」の御朱印。

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これは、「父の日」の御朱印。

そして、御朱印と並んで大人気なのが、境内を所狭しと埋め尽くす、バニーたち。
祭神である大物主大神(大国主大神・大黒天)の「因幡の白兎」の神話に因み、三輪神社ではウサギを神様の御使いとしている。

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梅雨時だけに、ウサギとカメならぬ「ウサギとカエル」。
紫陽花があしらわれた石は、ハート型に配置されている。

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こちらも、時節柄のジューンブライド。
幸せなウサギのカップルを、龍が見守っている。

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こちらは、『不思議の国のアリス』のパーティへ急ぐ白ウサギ。
6月10日は、「時の記念日」だ。

おみくじの結び所も、ウサギになった。

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そして、もう一つウサギに因んだものが製作中のようだ。

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このシルエット…
…つい先程、どこかで目にしたような…?(笑)

梅雨入り直前の神社では、そこかしこにてるてる坊主が並んでいた。

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今年も、そろそろ夏がやってくる。

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拝殿東の『縁結びの木』と呼ばれる御神木の「九寿の木」(楠)。

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高い枝に目を凝らすと、「縁結びのカラス」たちの巣があるのが分かるだろうか。
以前の記事でお知らせした通り、先月には雛カラスが孵ったばかりだ。

カラスは夫婦で一緒に子育てするので、どちらが父カラスで、どちらが母カラスかは分からない。

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ともかく、親カラスその①、「キョロちゃん」。

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親カラスその②、「ニヒル」。
…前回、勝手に命名(笑)

ふと、巣を見上げると……

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……ん?
キョロちゃんもニヒルも下にいるのに、巣にカラスの姿が見える??

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なんと、すくすくと育った雛カラスだ!


餌をやったり、巣を掃除したり……
甲斐甲斐しく子育てする親カラスは、本当に愛情深い。


雛が尾羽を振ると、親カラスはすぐさま近寄って、フンを口で直接受けて巣の外へ運んでいった。

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神社の境内は、昆虫にとっても楽園だ。

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親カラスたちは人間の傍に来てまで餌を取らないので、虫たちも神社の庭がお気に入りのよう。


雛カラスたちは、羽ばたきの練習に余念がない。
だが、一羽の雛は頑張りすぎて、巣に戻れなくなったようだ。


……まぁ、下の枝に降りてしまった雛も、呑気に餌をねだってるので、大丈夫かな。

この様子だと、巣立ちも早そうだ。

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縁結びの親子カラス、これからも見守っていきたい。

遠からず、子カラスたちの姿も間近で見られたら――。