新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、世界規模で人間社会を席捲し続けている。
感染者、死者は留まる気配を見せず、経済は大打撃に見舞われている。
特に文化、芸術分野への影響は計り知れないほど甚大で、将来に亘る被害総額は計り知れないものになることは想像に難くない。
コンサートホール、劇場、ライブハウス、ショースペースなど、私たちの文化活動を担ってきた施設が、小屋が、自粛を強いられている。
もちろん、映画館も例外ではない。
全国のミニシアター、シネコン(シネマ・コンプレックス)は、休館、営業短縮を余儀なくされている。
とまれ、今はとにかく、命を守ることを優先する時期だ。
自分の、大切な人々の生命を慮り、皆でサバイブするべく、不要不急の外出を控える「巣ごもり」が推奨されている。
今回、芸術を、文化を憂う文化人たちが、巣ごもりのため、様々な【家で観る映画】を推薦してくれた。
未来に繋がる行動を熟考し、弊サイトに寄稿してくださったのは、俳優、映画監督、劇場スタッフ、ミュージシャンと、実に多岐にわたる面々だ。
『香港発活劇エクスプレス 大福星』
サモ・ハン・キンポー監督
(Amazonプライム Huluなどで視聴可能)
ジャッキー・チェン大好き人間の自分がお薦めするのは、なんと日本ロケで撮られたこの映画。
まー、とにかく全編これでいいのか!と思うぐらいのユルさと、さすが「香港発大活劇エクスプレス」なアクションてんこ盛りな凄い楽しい映画になってます笑。
特に富士急ハイランドでのロケシーンには、よく富士急ハイランドさんこれ許したなって誰もが普通に思うアクションシーンが連続します(観覧車からジャッキーがダイブとか笑)。
敵にニンジャやなぜか学生服の最強ボディガードなどぷっつんキャラがたくさんいるのもニヤニヤします。
今、全国ほとんどの映画館が休館の中、こんな楽しい映画を見て、おー、早く映画館で映画観たいー!!と士気を高めていただければ幸いです。
とにかく映画は何でもアリ過ぎでも良いのですよ。
坪井篤史(つぼいあつし/シネマスコーレ副支配人)
小3から映画の神様から啓示を受け、41歳まで映画と映画館のために生きてきたヤバい人間です。残念ながら職場のシネマスコーレは只今休館中。再開したらシネマスコーレを世界一のミニシアターにすべく、只今巣ごもり中。
『トゥルーマン・ショー』
ピーター・ウィアー監督
(Amazonプライム Netflix Huluなどで視聴可能)
小さい頃から何度見たかわからず。私の万年ベスト映画にランクインし続けている、大っっ好きな映画です。
なにせジム・キャリーが最高!!
彼の顔芸(失礼)の豊かさと、演じる主人公・トゥルーマンというキャラクターの明るさが相まって、飽きずに永遠と見ていられるジムがそこにいます…素晴らしい。
前半そんなジムに大笑いしていたら、後半返り討ちに遭うような気分で笑えなくなり、ラストは…
ぜひネタバレなしに観ていただきたいですが、今まさに他人事ではない物語かと。
「ガタカ」の監督でもあるアンドリュー・ニコルの脚本も素晴らしく巧みで面白い!
ジム・キャリーのユーモアに笑い、人間の性(さが)に胸が苦しくなる、究極のヒューマン映画!!!
家ごもりで鬱々とする日々かと思いますが。そんなときこそ是非、豊かな映画生活を!
映画館のスクリーンで映画を楽しめる、平和な世界に早く戻りますよう。
また劇場で元気にお会いしましょう♪
近藤笑菜(こんどうえみな/俳優)
愛知県尾張旭市出身。主な映画出演作は『少女邂逅』(枝優花監督)、『霊的ボリシェヴィキ』(高橋洋監督)、『Red』(三島有紀子監督)など。短編映画『檸檬』(成瀬都香監督)では企画製作・出演を果たす。地元が大好きで、今年憧れのシネマスコーレにて特集上映を行う。最近は家ごもり生活と共に「劇団テレワーク」の一員としてZoom演劇公演を開催中。
『ショート・ターム』
ダスティン・ダニエル・クレット監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
【家で観る映画】
みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?
外出自粛生活が始まり、3週間が経とうかなというこの頃、スーパーの店員さんとのやりとりが愛しく思う日々です。
この生活が始まった最初の1週間はここぞとばかりに映画を観てやろうと観まくっていたのですが、だんだん観ない生活に。なぜだろう。
久しぶりに何か観よう...好きな映画はたくさんある...どれにしよう...かつ今自宅で観れるもの...と考えて浮かんだのが、「ショート・ターム」でした。
物語の舞台は10代をケアするシェルター“ショートターム“。そこで働くケアマネージャーであるグレイスと恋人のメイソン、そして同僚たちとシェルターにいる子どもたちとのお話。
観始めて、おそらく30分ほど経ったころ。グレイスの子どもたちや恋人との日々のやり取りが次々と流れるなか、ポロポロと涙が流れてきて、止まらなくなりました。もちろんそれぞれ登場人物が持つ寂しさや悲しみがあるけど、それに泣いているのではなくて、楽しそうなしあわせそうなシーンに涙が出てくる。泣きながら、だんだんとこの生活の中なぜ自分が映画を観なくなっていったのかわかってきました。なぜなら、映画の中には今私たちが渇望しているかつての“日常”がそこにあるからでした。外へ出て、マスクを外し、友人たちと大声で笑い合い、近づきたい相手と距離を近づけて相手のことを知っていく。好きな人に会い、恋人の体温を知る。傷つけ、傷つけられて、それでも相手を思い、相手のことを考えて、優しくして、優しくされて。もちろん、ネットワークを通して画面越しにそれは行われていると感じる日々でもありますが、直接のやりとりが減っている今、この映画の中で描かれるそれを見るたびに“日常”が恋しくなります。
それほどにこの映画の中では、私たちが日々行っているさまざまな感情や思いの交換を、繊細に丁寧に映し出しています。
そして観賞が2度目となる今回、改めて気づいたのはカメラワーク。その視線は常に揺れていて、どこからか覗いているような撮影方法。観ている私たちがこの映画のなかで日々起きる事件をその場で見つめているような感覚になっていきます。
映画館という場所はまさにこの“見つめる”ことに集中できる場所。暗がりの中、その世界に集中することができる空間。そんな非日常な空間が今では、懐かしい“日常”になっています。
かつての“日常”が、いやその“日常”は変わっていくのかもしれないけれど、それでもまた私たちの目の前にその時間が広がる日が来ることを祈りながら。
この映画を観ている1時間37分、あなたの心が少しでも掬われますように。
南波美沙(なんばみさ/俳優)
北海道出身。趣味は絵を描くこと。映画と漫画とサウナが好き。この生活で「ピアノの森」を大人買いしました。そんな好きなものや近況はTwitter、Instagramから見ていただけたら嬉しいです。
出演短編映画「ADDRESS 」youtubeにて公開中。https://youtu.be/mPoTxOwv3RQ
『リメンバー・ミー』
リー・アンクリッチ監督
(Amazonプライムなどで視聴可能)
オススメの映画なんて沢山ありすぎて、さあ困った。けれど今回は、家族で過ごす前提で「家で観る映画」を一本選ばせていただきました。
ピクサーの『リメンバー・ミー』です。
骸骨だらけの「死者の国」に迷い込んだギター少年の冒険と家族の絆の物語です。映画の世界では人間は二度死ぬとされております。「生者の国」での肉体の死、「死者の国」での魂の死です。魂の死とは、つまり生きている人々の記憶からの消滅をさしていて、自分が死んだ後、例えば命日に家族や友人が語り継いでくれれば二度目の死は免れるわけです。
ネタばらしになるのでこれ以上の解説は避けますが、私は本作を家族で、二人の子供たちと一緒に観ました。5歳の息子と3歳の娘です。二人とも全てを理解していなくても、とても感動していました。カラフルな「死者の国」に見惚れ、少年の歌に魅了されていました。ひいおばあちゃんとの感動的なシーンでは息子の涙を見ました。息子が感動している時、涙がこぼれ落ちないように不自然なくらいじっとしているのですぐわかります。私自身、涙腺が崩壊していたので大いに息子のネタになりましたが。
「映画」は子どもたちと、生と死をはじめとして様々なものについて語り合うのに格好のテキストになります。私自身、子供時分に祖父や父のお供で連れて行かれた映画館で、男と女を知り、戦争を知り、家族を知りました。
「リメンバー・ミー」は、テーマはとても重く考えさせるものですが、ピクサーの映画らしく主人公が立ち向かうハッピーエンドのストーリーがあり、全編明るい基調で前向きで、何より歌が素晴らしい。何度観ても、楽しめる映画です。
この難局ですが、じっと家で過ごすのも勇気です。こうなってしまえば周りに迷惑をかけないように自分や家族の為に良い時間を過ごすべきです。子どもたちと一緒に「映画」を観る時間もそれに当たると思います。お家で観るんだから、巻き戻したっていいし、子どもの質問があれば一時停止して教えてあげたっていい。勿論一緒に大声で歌ってもいい。そして、また映画館へ行けることを待ち望んで下さい。
渡邉高章(わたなべたかあき/映画監督)
東京生まれ湘南育ち。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。映画やドラマの演出部制作部を経て、現在は「ザンパノシアター」にて映像制作を行っている。近作には家族や子供をテーマにした作品が多く、一歳の子を主人公にした『サヨナラ、いっさい』は全国四十箇所以上の映画祭や学会などのイベントで上映され、最高賞を含む複数の受賞を果たした。他に、あの世を彷徨う夫婦の姿を描いた『土手と夫婦と幽霊』は第10回日本芸術センター映像グランプリでグランプリ、第5回湖畔の映画祭で主演俳優賞(星能豊)を受賞、東京は武蔵野を舞台に「保活」に悩む夫婦を描いた「Elephantsong -Tokyo Couple Story-」もまた最高賞や俳優賞を含む多くの賞を受賞している。
最新作としては、ケミカルボリュームのMV「○○の呟き」がYoutubeにて公開中。https://youtu.be/v9oGILmenR0
『ワンダー 君は太陽』
スティーブン・チョボスキー監督
(Amazonプライム Netflixなどで視聴可能)
私は実家暮らしなのですが、海外に向かう飛行機の中で見たのが初めてだったのですが、機内でも感動して涙が止まらなくて...笑
病気で顔にコンプレックスを持つ主人公子の男の子が差別や虐めを乗り越えていくお話なんですけど...主人公だけじゃなくて周りのお友達や家族の葛藤とか心情もリアルで共感しました!
お家で家族と改めて見たいなって思った作品でした。
鈴木友梨耶(すずきゆりや/ROSE A REAL)
通称:ロザリオ
姉 : 鈴木友梨耶、妹 : 鈴木真梨耶によるリアル姉妹ユニット。
自分たちで作詞・作曲もこなし、実の姉妹でしか出せない空気感やハモリが魅力。
ライブ以外にも、映画、姉妹でW主演の舞台、YouTubeやTikTok等、その他ジャンルにとらわれず色々な事に挑戦中!
4/24 ROSE&REAL 各種音楽配信サイトにて配信スタート♪
オフィシャルサイト
Instagram
Twitter
YouTube
『ラヴソング』
ピーター・チャン監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
1986年3月1日。
「ポケベルを持っているなんて君はすごいね」
男は香港にやってくる。
活気あふれる返還前の香港の街角。
そこで出会うひとりの女。
そこから始まる10年に及ぶ恋物語とテレサ・テンの儚いメロディー。
この映画とは映像の専門学校時代に講師の紹介で授業中に出逢った。
ありきたりなタイトルで、きっと退屈な映画だ。
そう思っていた。
2020年4月10日。
街には非常事態宣言が出された。
この原稿を書くにあたって
20年前に観た、ありきたりなタイトルの映画を思い出した。
“ラヴソング”
なぜなら、退屈ではなかったからだ。
今の僕らには、ラヴソングなんて呑気な歌を歌っている余裕はないかもしれない。
でもいつか、時の流れに身をまかせたら、ぼくらは、きっと、笑って再会するだろう。
「あの時は大変でしたね」なんて言いながら。
今はそんな美しい時間が来ることに想いを馳せ、この映画の中で集まろう。
現状は希望の光が見えない暗闇の中かもしれない。
だけど、映画を灯すには暗闇が必要なんだ。
辻村健二(つじむらけんじ/映画監督/映像ディレクター/アートディレクター/KPOPゲリラ)
1979年生まれ
株式会社ガイネン代表取締役
毎月1日にSNS等に会社の次回予告をUP中
ところで会社の次回予告って何でしょうね?
『昭和残侠伝』
佐伯清監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
どんな苦境にも、とにかく耐え続ける高倉健さんが最高に男前で、それに劣らない男っぷりの池部良さん。
まずこの2人の格好良さを観てほしいです。
男の責任の取り方とか、美学が詰まった1本です。こういう大人になりたいと思わせてくれるはずです。
この時期の圧倒的にギラギラした健さんがあってこそ、その後の『幸せの黄色いハンカチ』『遥かなる山の呼び声』『鉄道員』などなどの健さんが一層引き立ってみえてくる。改めてそう思います。
また、
この映画には今は亡き俳優の大先輩方がたくさん出演しています。その中で、僕が特にシンパシーを覚えてしまうのはピラニア軍団、室田日出男さんです。
間違いなく日本映画を支え続けてきた方です。
出番は少なくともこういう映画の支え方もあるよと、教えてくれています。
今現在、このような状況ですし、僕にも時々「果たして何歳まで役者を続けられるのか?」とか「このまま続けるべきなのか?」という考えてが頭の中にやって来ますが、
室田さんを観て、そして室田さんの役者人生を考えると「目の前の仕事、今できることをさぼらずにやりなさい!」と強烈に背中を押されている感じを勝手に受けてしまうのです。
芹澤興人(せりざわ・たてと/俳優)
1980年12月1日生まれ、静岡県出身。映画『最低』(今泉力哉監督)で第10回TAMA NEW WAVEベスト男優賞を受賞。近年の主な出演作に『漫画誕生』(大木萠監督)、『蜜蜂と遠雷』(石川慶監督)、『魔法少年★ワイルドバージン』(宇賀那健一監督)、『音楽』(岩井澤健治監督)など多数。『街の上で』(今泉力哉監督)の公開を控えている。
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』
青山真治監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
公開当時からだと未来のお話になる。
映像から感染するレミング病という謎のウィルスにより世界中で多くの人間が自殺する。
しかし、浅野忠信さんと中原昌也さん演じるふたりが音楽を演奏することで、その音楽はレミング病を抑える。
冒頭からガスマスクをして現れるふたり。
ラジオで伝えるニュースがなんだか、今の新型コロナウィルスを予言していたかのように見えたり、「どうせお客なんてきやしないんだから」というセリフも、今の世界の近況のよう。
最後のほうで登場するお墓が、未来のお墓ってこうなるのかなと思ったり、なにより、たむらまさきさんのカメラワークに吸い込まれる。
ギターをかき鳴らす音がノイズを通り越して、音楽を観て、映像を聴くという視覚、聴覚を交差する瞬間を体現できたり。
そして映画を通じて生きることの強さや、普遍なもの、ことを再認識する時間を過ごす。
今は本当に世界が新型ウィルスで普通じゃなくなってる。外出できず映画館で映画を観ることが出来なくなっている。
早く映画館で映画を観られる日が来ることを願いつつ、この映画を再度観てみようと思いました。
僕が紹介する【家で観る映画】です。
星能豊(ほしのゆたか/俳優)
7年間の東京での俳優活動を経て、現在は石川県金沢市に拠点を移す。
湖畔の映画祭2019にて出演作品『土手と夫婦と幽霊』(渡邉高章監督)で主演俳優賞受賞。
記念として名古屋・シネマスコーレにて2020年2月に自身の特集上映が開催された。
活動詳細などはホームページにて
『あらくれ』
成瀬巳喜男監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
とても好きな作品、「あらくれ」のお話をさせてください。
勝気で気性が激しいけど、男性に振り回されてしまう脆い部分もあわせ持つ主人公の女性、お島さん。この性格設定だけでも愛おしいのですが、そんな彼女が画の中でもがきながら一生懸命生きている姿に、更にグッときました。
感情のままに動く彼女が魅力的で目が離せませんでした。
特に印象に残っているのはラストで、そのシーンを観たときに、この作品を観ることが出来て心から幸せだなと思いました。
彼女があの後どう生きたのか映画では描かれていないけど、その後のことをたまに考えます。
映画は心を豊かにするというお話は本当で、心が震えるような作品にもっと出会っていきたいのと同時に、そういうお芝居ができるような存在になりたいと改めて思いました。
瀬戸かほ(せとかほ/俳優・モデル)
1993年生まれ。2015年、映画『orange‐オレンジ‐』で女優デビュー。その後、主演映画やドラマ、MVに多数出演。モデルとしても活動し、雑誌やカタログなどにも出演している。主な主演作「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1」(2019/越川道夫監督)、「ゆうなぎ」(2019/常間地裕監督)、「クレマチスの窓辺」(2020公開予定/永岡俊幸)などがある。
『グロリア』
アメリカ映画1980年
ジョン・カサベテス監督
(Amazonプライム TSUTAYAプレミアムなどで視聴可能)
奥さん、なーんもせんと家事一切手伝わずゴロゴロしてるだけのパートナーにイラッとしていませんか?
お嬢さん、なんやかんや言うても男社会のこの国でセクハラパワハラにマグマのように怒りのストレスを溜めていませんか?
全国でおこもり中のそんな女性の皆様の心を必ずや元気にする映画をご紹介しましょう。
ヤクザ組織のボスの情婦だったグロリアが組織に背いた男の子供を連れて逃避行。追って来たヤクザどもにぶっ放す二丁拳銃!くわえタバコでタンカを切って至近距離で容赦無くぶち殺す!
グロリアを演じたジーナ・ローランズ(カサベテス監督夫人でもあります)は、何千本も映画を観てきた私が保証します。映画史上最高にカッコいい女です。無敵の女グロリアを観たらスカッとする事間違いなし。ラストがまた泣かせる。この映画を観た貴女、きっと力が湧いて強くなった気分になれるはず! ※個人の感想です。効果・効能には個人差があります。
白羽弥仁(しらはみつひと/映画監督)
監督作品は「She’s Rain」「能登の花ヨメ」など。「ママ、ごはんまだ?」は第64回サンセバスチャン国際映画祭正式出品。
最新作「みとりし」は6月3日DVDセル&レンタル。
10作の【家で観る映画】、如何だっただろうか?
あなたのリフレイン生活を、必ずや豊かにしてくれる作品のはずだ。
リフレイン(refrain)というと、私たちは「繰り返し」の意味で使うことが多い。
だが実は、“refrain”は英語圏で一般的に「自粛する」の意で使用されることが多いのだ。
(同じスペルだが、どうやら語源を異にするらしい)
「自粛」の後、映画館に「戻って」こられるという願いが込められた作品たちだから、『リフレイン映画』とでも呼びたい。
【家で観る映画】は、不定期で5〜6回を予定しているので、ご期待あれ。
あなたの人生が、映画とともにあらんことを。
あなたの映画人生が、豊かなものであらんことを――。
【家で観る映画】vol.1
【家で観る映画】vol.2
【家で観る映画】vol.3
【家で観る映画】vol.4
【家で観る映画】vol.5
【家で観る映画】vol.6
【家で観る映画】vol.7
【家で観る映画】vol.8
コメント