『スリッパと真夏の月』(2015年)
『HATTORI!!!!』(2014年)
『さよならファンタジー』(2015年)
『着ぐるみちゃんのハッピーホリデー』(2014年)
『サイキッカーZ』シリーズ
次々と佳作、快作を作り続ける、インディーズ映画界のファンタジスタ、木場明義監督。
オムニバス映画『地元ピース!』(2019年)は岐阜も舞台となっているので、東海地方でもお馴染みだ。
3月14日(土)より、シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)にて、『つむぎのラジオ』(2017年/84分)公開を控えている。
今回、木場監督より
「名古屋で撮影します!よかったら遊びに来てください!!」
との連絡を頂き、久しぶりの再会に胸踊らせ、一も二もなく快諾した。
2月23日(日)、場所は名古屋市守山区 某所であった――。
おぉ、やってるやってる。
お久しぶりです、木場明義監督!
岐阜で舞台、映画、ラジオとマルチに活躍する女優もりとみ舞さんが、出演だけでなく助監督を務めていた。
主演は、富田早紀さん。
今後のブレイク確実なのが、今作を観ると確信できるはず。
女優業だけでなく、絵画や鋳金といった創作活動も行う、マルチアーティストだ。
時おり強風が吹く厳しいロケーションだったので、ヘア&メイクの原早織さんは大忙しだった。
富田さんと川合さんは共に名古屋市しかも守山区の出身で、今回のロケ地もそんな縁で選ばれたそうだ。
こちらは物語のキーマン、藤津康宏さん。
藤津さんも名古屋市の出身で、名古屋の劇団「Riot Pink Elephant」の代表を務めている。
前日の冬の雨が空模様に残っていたこの日は、晴れ間が続くと思えば小雨がぱらついたりと、ハードな撮影条件だった。
しかし、そこは映像のファンタジスタ木場明義、時間の制約がある中にも拘らず、みるみる撮影を進めていく。
撮影隊はロケ地を移動。
車で15分ほどの場所に行ってみると……
そこには、エキストラの皆さんが大挙待ち構えていた。
総勢、なんと20名以上!
「Riot Pink Elephant」の山屋修平さん、綱取杏香さん、また岐阜で舞台を中心に活躍する小林ヒカルさんの姿もあった。
すっかり曇天となった空が、不穏な空気を演出する。
一体どんなシーンなのだろう……完成が待ち遠しい!
この日の名古屋の最高気温は、11℃……だが夕方の河川敷、体感気温は5℃以下だった。
全てのスタッフ、キャストが寒さを耐え忍ぶことができたのは、ただただ映画愛あってこそ。
クライマックスでは、再び陽光が戻ってきた。
この監督、やはり持っている!
こうして、撮影はクランクアップとなった。
今回、木場組が撮影した映画は、『この星はボクのもの』。
詳細を聞いて、驚いた。
なんと、3月14日(土)よりシネマスコーレで公開される『つむぎのラジオ』に併映する予定だという!
編集、
整音、
特殊効果、
(場合によっては)アフレコ、
タイトル、クレジット作成……
ポストプロダクションを、2週間でやるつもりなのか!
これは、同じく先日シネマスコーレで開催された【Yutaka Hoshino Retrospective/星能豊 特集上映】でプレミア公開された
『別れるということ』(渡邉高章監督)
を想い起こされる。
また、残念ながら新型コロナウイルスの影響で6月6日(土)7日(日)に延期になったが、【おおぶ映画祭 2020】では、既にお知らせしたように
『スイッチバック』(岩田隼之介監督)
『クレマチスの窓辺』(永岡俊幸監督)
2本のプレミア上映が決まっている。
愛知県では、続々とワールドプレミアが行われている!
誘致も功を奏し、次々と映画ロケが行われている、愛知県。
薄々感じ始めていたことが、実感できつつある……
今、愛知は、映画がアツい――!!
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