実際のニュースから着想を得た外山文治監督オリジナル脚本による社会派群像劇『茶飲友達』。2023年2月4日、渋谷ユーロスペース1館から始まったロードショーは、公開から3ヶ月足らずで74館という驚異の拡大上映を続ける怪物映画に成長した。「お客様の感想をお聞きしますと、 ...
2023年04月
やってやろうじゃないか!/『俺を早く死刑にしろ!』高山直美(監督・脚本)舞台挨拶@シネマスコーレ(2023.4.23)
“どんでん返し”をうたう映画は、大変だ。観客は「そのつもり」で観ることになるのだから、ハードルが上がることは必至となる。古今東西、どんでん返しで名高い作品は数多あるが、本公開の時点で告知する作品はほとんど無い。『ここにいる』『お前、本当に梅吉か?』など、 ...
ニャンとして、ピョン/【ねこのほそ道】2023.2.25〜5.21)@豊田市美術館
2023年4月、豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)を訪ねた。 目的は、5月21日(日)までの会期で開催中の美術展、【ねこのほそ道】だ。 本展に興味が湧いたのは、先日gallery N(名古屋市)で開催させた大野未来氏個展【ぞくぞくと】オープニングトークのゲストだった豊田 ...
体験せよ、「スペクタクリウム」!/ジャン=ジャック・アノー監督『ノートルダム 炎の大聖堂』レビュー
Photo credit:Mickael Lefevre『薔薇の名前』、『セブン・イヤーズ ・イン・チベット』、『神なるオオカミ』…… スペクタクルの中に重厚な人間ドラマを込める、巨匠・ジャン=ジャック・アノー監督。 だが、アノー監督の新作の前では、自身の名作たちも霞んでしまうと言わ ...
今回が、最後の/『とべない風船』宮川博至監督 東出昌大 遠山雄 舞台挨拶@刈谷日劇(2023.4.2)
2023年1月6日(金)よりロードショーが始まった、『とべない風船』。2月、3月、そして4月、全国の映画館で公開が続き、長きに渡り観る者の心を動かしている。※よろしければこちらもどうぞ※ 2023年4月2日(日)刈谷日劇(愛知県刈谷市御幸町4丁目208 愛三ビル5F)にて、舞台挨 ...
『有り、触れた、未来』舞台挨拶レポート/山本透(監督/脚本)舞木ひと美(出演/プロデューサー)永田直人(出演)@刈谷日劇(2023.4.2)
恋人を事故で亡くした、愛実(桜庭ななみ)。娘の花嫁姿を見るため懸命に闘病する有美子(仙道敦子)と、見守る元夫・真治(杉本哲太)。失明のリスクを圧してリングに上がり続けるボクサー・光一(松浦慎一郎)と、支える妻の若菜(金澤美穂)、弟の悠二(宮澤佑)。災害で家族をうしな ...
『GOLDFISH』舞台挨拶レポート/藤沼伸一(亜無亜危異)監督・RICO(Regina)@センチュリーシネマ(2023.4.2)
日本におけるパンクロックの草分け的存在で、今も活躍を続けるパンクバンド「亜無亜危異」(アナーキー)。生ける伝説・亜無亜危異のサウンドを支える不動のギタリスト・藤沼伸一が、初監督作として生み出したのが、映画『GOLDFISH』。※よろしければこちらもどうぞ※ 3月31日( ...
松岡ひとみのシネマコネクションVOL.37『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』阪元裕吾(監督・脚本)@ミッドランドスクエアシネマ2(2023.4.1)
4/1(土)エイプリルフール、ミッドランドスクエアシネマ2(名古屋市中村区名駅4丁目11−27 シンフォニー豊田ビル)12番スクリーンは、多くの映画ファンが客席を埋めた。映画パーソナリティ松岡ひとみさんとミッドランドスクエアシネマによる名物企画【第37回 松岡ひとみの ...