神戸市垂水区塩屋町にある旧グッゲンハイム邸(通称「グ邸」)は、築100年を越える洋館。ライブや結婚式の会場、映画のロケ地に使われることもある、持ち主を変えながら長く地元民に愛される建築物だ。そんな「グ邸」は、敷地内に長屋風の離(はなれ)があり、今はシェアハウスと ...
2022年05月
映画『犬ころたちの唄』前田多美監督 ミカカ(深夜兄弟)初日舞台挨拶@シネマスコーレ(2022.5.28)
広島を拠点とする「深夜兄弟」は、不思議な音楽ユニットだ。メンバーであるミカカ、Jacky、のっこんの3人は全員ボーカルで、ソロでも活動する。だが、年齢も音楽性もバラバラのはずの3人が一緒になると、聴衆を包み込むような懐の深い音楽世界を奏でる。バンドと称するには ...
『護り屋「願い」』佐野俊輔 渡辺一正 宮田せいじ 沢井里奈 藤田誠樹 堀井みゆ 西部涼介 山口希葵 櫛谷野々花 笛木良彦 舞台挨拶レポート@ミッドランドスクエアシネマ(2022.5.22)
名古屋を拠点にエンタメを発信すべく奮闘する「kids heartプロモーション」、その想いを結実させた映画が5月20日(金)より公開されている。タイトルを、『護り屋「願い」』という。「護る」ことを生業とする護り屋たちと、依頼人、そして周りを取り巻く人々をユーモアかつハー ...
メ~テレシネマ映画祭『淵に立つ』深田晃司監督 舞台挨拶レポート@ミリオン座(2022.5.22)
【メ~テレ60周年メ~テレシネマ映画祭2022】が、伏見ミリオン座(名古屋市中区錦二丁目15-5)で開催されている。2022年4月に開局60周年を迎えたメ~テレ(名古屋テレビ放送)は、世界に発信する日本のエンターテインメントとして、劇場映画の製作に積極的に取り組んできた。こう ...
常間地裕監督『この日々が凪いだら』瀬戸かほ初日舞台挨拶@名古屋シネマテーク(2022.5.21)
【MOOSIC LAB 2019】でミュージシャン賞、男優賞をW受賞した、常間地裕監督『ゆうなぎ』。一般公開に向けてのクラウドファンディングも大変な盛り上がりをみせた今作が、装いも新たに劇場公開へと漕ぎつけた。そのタイトルは、『この日々が凪いだら』。『この日々が凪いだら ...
小谷忠典監督『たまらん坂』/渡邊雛子 小沢まゆ 初日舞台挨拶@シネマスコーレ(2022.5.21)
小谷忠典監督(『LINE』『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』)の独創的作家性が、黒井千次の短編小説を原作に昇華した86分のモノクローム世界。映画『たまらん坂』が、いよいよ名古屋でもシネマスコーレ(名古屋市中村区 ...
松岡ひとみのシネマコネクションVol.17 シネマ歌舞伎「桜姫東文章」下の巻/ゲスト:おくだ健太郎(歌舞伎ソムリエ)@ミッドランドスクエアシネマ(2022.5.3)
いつも開催頻度がネタになる、月イチ「の、はず」トークライブ、ご存知【松岡ひとみのシネマコネクション】。ミッドランドスクエアシネマとのコラボ番組として昨年の8月から始まったはずなのに、5月3日(火 祝)の時点で【VOL.17】なのだから、そのパワーたるや凄まじい。だが ...
松岡ひとみのシネマコネクションvol.18【森田芳光70祭 IN 名古屋】『(ハル)』ゲスト:三沢和子プロデューサー 宇多丸(RHYMESTER)@ミッドランドスクエアシネマ2(2022.5.15)
当サイトでもお馴染み、映画パーソナリティー松岡ひとみさんとミッドランドスクエアシネマが送る、「月1回ではない」月イチシネマトークライブ、【松岡ひとみのシネマコネクション】。第18弾は、2021年に森田芳光監督の生誕 70 周年記念(没後 10 年)として開催された【森田 ...
モノクロームに揺らぐ日常/小谷忠典監督『たまらん坂』レビュー
私たちは、見知らぬものに、ふと「既視感」(デジャヴ)を覚える瞬間がある。見知らぬ風景、初対面の人、初めて聞くはずの楽曲……一瞬、脳髄が混乱し、いつもの日常が揺らぐ。同じように、見慣れたものに、ふと「未視感」(ジャメヴ)を覚える瞬間がある。見慣れた人、書き馴れ ...
『クレマチスの窓辺』永岡俊幸監督 瀬戸かほ(主演)小山梨奈(出演)舞台挨拶@名古屋シネマテーク(2022.5.8)
永岡俊幸監督の『クレマチスの窓辺』を初めて観たのは、【おおぶ映画祭2020】だった。思い起こせば、2020年のおおぶ映画祭は、新型コロナ(COVID-19)禍により二度の延期という憂き目に遭ったものだ。あの頃は思っていなかった……まさか2年半後の世界が、まだ同種のウイルス ...