名古屋のポップ・クラシック・ユニット FlyingDoctor(フライングドクター)結成10周年を記念して、ロングランで開催されている『FlyingDoctor10周年祭。祝いましょう、寿ぎましょう。』ライブも、いよいよ後半に差し掛かった。題して、「flying popping cheer vol.4 FlyngDoct ...
2019年05月
『嵐電』鈴木卓爾監督 石田健太 福本純里 藤井愛稀 舞台挨拶レポート
令和元年5月26日(日)、名演小劇場(名古屋市東区東桜)スクリーン1(定員105座席)は、満員の観客で溢れかえっていた。前日5月25日(土)に封切られた、京都造形芸術大学の映画制作プロジェクト「北白川派」が生んだ新たな傑作『嵐電』(2019年/114分)の舞台挨拶が開催されたのだ。 ...
ハラハラ、ドキドキ、のちハッピー『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』レビュー
ジメジメ気分を吹き飛ばす、サイコーに奇想天外で、とびきりスカッとする映画が届いた。そろそろ暦は、6月、水無月。今年は何でもかんでも定型句が付きまとうけれど、敢えて乗っかってしまおう……令和最初の梅雨がやってくる。梅雨前線に負けない、人生の荒波だって屈しない ...
両目で見届けて、手を差し伸べて 『ばあばは、だいじょうぶ』寺田心、ジャッキー・ウー監督 舞台挨拶レポート
全国の映画館で絶賛公開中の『ばあばは、だいじょうぶ』は、ジャッキー・ウー監督の最新作。原作は、第63 回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2017年 小学校低学年の部)で、第3回「児童ペン賞」童話賞(2017)を受賞した、10万部以上のベストセラー絵本『ばあばは、だ ...
わらをも打って 笑いころげて 鈴木卓爾監督 ✕ 井浦新『嵐電』レビュー
京都造形芸術大学映画学科の劇場公開映画制作プロジェクト「北白川派」から、また傑作が生まれた。監督、脚本家、俳優などマルチな顔を持つ映画人、鈴木卓爾監督の『嵐電』だ。2016年から京都造形芸術大学の准教授に就任した鈴木監督は、実際に京都で暮らし、『嵐電』のシナ ...
Beautiful Harmonyをかかえてお家に帰ろう 富山優子@鑪ら場 ライブレポート
5月6日(月 休)、10連休という超大型休暇となった元号跨ぎのゴールデンウィーク最終日、吹上のライブハウス鑪ら場(たたらば:名古屋市千種区千種)を訪ねた。令和最初のライブ参戦となるこの夜、鑪ら場のステージに立ったのは4組のミュージシャンだった。グロリア疾走感が心地 ...
6/1(土)シネマスコーレ舞台挨拶(細田善彦 松本若菜)『ピア〜まちをつなぐもの〜』レビュー
2017年に公開され、介護の現場をリアルに描きつつ、温かい涙で観客を魅了した映画『ケアニン〜あなたでよかった〜』。一般公開だけでなく様々な上映会で大好評となった『ケアニン〜あなたでよかった〜』のスタッフが再集結、新たに在宅医療と介護をテーマにした映画を生みだ ...
知識を得て、心を開き、列車に乗れ!『僕たちは希望という名の列車に乗った』レビュー
映画は、出来るなら偏見、予断、先入観をなるべく取っ払った上で観るのが望ましい。私たちが持つイメージは、往々にして作品鑑賞の邪魔になる。だが、知識は別だ。面白い作品を観終わった後、鑑賞中に湧きあがった疑問点を調べたことはないだろうか。そして、ふと考えたこと ...