名古屋のポップ・クラシック・ユニット FlyingDoctor(フライングドクター)結成10周年を記念して開催されている『FlyingDoctor10周年祭。祝いましょう、寿ぎましょう。』ライブが、オーラスを迎えた。 奇数月に行われた10周年祭ライブ、今月は 『flying popping cheer vol.4.5 FlyngDoctor10周年祭。祝いましょう、寿ぎましょう。 ~進みましょう。そうしましょう~』 お馴染み【K.D ハポン】(名古屋市中区千代田)で11月2日(土)に行われた。
「FlyingDoctor、10周年おめでとうございます!」 オープニング・アクトはバンド「すぱっつ」を率いるアジマカズキが務め、先ずは『万年床』で客席を沸かせた。
アジマカズキ FlyingDoctorと初めて一緒に演ったのも、こちらのハポンでした。僕はキャリア11年なので一応1年先輩なんですが、彼女らはハポンさんでも次々ステージを重ね、すっかり追い抜かれてます(笑)。ドクターには楽曲提供が1曲ありますので、今回は初めてセルフカバーなるものをやってみたいと思います。
『さよならプリンス』
曲の途中からはFlyingDoctorの3人もステージに加わり、O.A.ラストのスピッツのカバー『優しいあの子』も4人で演奏した。
筆者は、幸運にもunoiyoさんからのプレゼントをゲットした。 内容は、手巻きオルゴールと、FlyingDoctorオリジナル曲のオルゴール譜面(3曲)だった。 yuipuバージョン、CHIKKYバージョンは、一体どんな中身だったのだろう?
JR東海・中央本線の高架下にあるライブハウス・K.Dハポンでは、列車の通過もまた効果音の一つだ。
続いて演奏したのは、FlyingDoctorの『ハワイへ行こう』のカバー。
歌詞の一部をアレンジした切なさも漂わせる「アジマバージョン」に、観客は惜しみない拍手を送った。
曲の途中からはFlyingDoctorの3人もステージに加わり、O.A.ラストのスピッツのカバー『優しいあの子』も4人で演奏した。
FlyingDoctor(フライングドクター)
宇野伊世(unoiyo)
担当:ソプラノ鍵盤ハーモニカ・アンデス・カホン・ピアノ・トイピアノ・アコーディオン・パーカッションなど 「いつもほんわかとした、とにかくほんわかとした人です」岩田祐衣子(yuipu)
担当:アルト鍵盤ハーモニカ・ヴァイオリン・ウクレレ・トイピアノ・グロッケン・ミニコンガなど 「お酒が強いです。会う度に違う髪色で、凄いと思います」石田千尋(CHIKKY)
担当:バス鍵盤ハーモニカ・ピアノ・トイピアノ・バスクラリネット・アコーディオン・グロッケンなど 「前回紹介した時から距離を縮めることが目標だったんですが、叶いませんでした(笑)。歴史が好きだと今日知りましたし、次回はマブダチになってると思います!」 メンバー紹介は、アジマさんの言葉をお借りした。1st. STAGE
syncopewriter
でこぼこエンジン
ウィリアムテル序曲
unoiyo 10周年ですね。何度もアジマさんが「おめでとう」と言ってくれたので、もう私は言わない(笑)。今日は皆様お集まりくださり、本当にありがとうございました。ファイナル、皆さん楽しんでくれたら嬉しいと思います。今日は、AZUKIさんにドリームキャッチャーを可愛く飾り付けていただきましたので、一緒にお楽しみいただければと思います。 yuipu 10周年ということもあって、あんまりライブでやらないこともやりたいなと思っています。営業系とか、小学校や幼稚園とかで割りとやるんですが、ここにズラッと並んでる楽器を全部使って、演奏したいと思います。ドレミの歌
yuipu いつも子供たちを前にするから、大人の人の前で演ると、ちょっと変な感じですね(笑)。私たちは楽しかったですけど、楽しかったですか?反応が、いつもと違うから……声が低いし(場内笑)。 CHIKKY 次は、今使わなかったアコーディオンも使って、オリジナルの曲を演奏したいと思います。珈琲時間
CHIKKY さっき「あんまりライブで演らない曲を」って話があったんですけど……次も、あんまり演らない。 yuipu そうですね、ほとんど演らないですね。なんでライブで演る曲と演らない曲があったんだろうと考えたら、お客さんが受け入れてくれないんじゃないかな、と思って(笑)。だけど最近、何をやっても受け入れてくれる雰囲気が出てきたので、「なら、演ってやろうか」という感じになりつつあって。 CHIKKY もう、大丈夫なんじゃない?って(場内笑)。 yuipu 愛情を沢山もらっているので、色んな形で返していきたいなというのが、11周年の私たちの方針かと思いまして(笑)。威風堂々
unoiyo ありがとうございます。この拍手で、受け入れられたかなと思いました(笑)。 yuipu オリジナルも、ちょこちょこ作っています。もう少ししたら、新しいCDが出来る……と良いなと思いながら、ちょっとずつ動いているところです。次の曲は『しれっとまったりしましょう。』に入っているunoiyoの曲です。4人から3人になった時に、一からと言うよりは、割りとイメージを残したままいこうといった感じにしました。空飛ぶペンギン
ケディバシュカン
yuipu ありがとうございました。『空飛ぶペンギン』の後は、『ケディバシュカン』を続けて演ってみました。ツイキャスの中で、オリジナルに限ってリクエストをもらっているんですが、私たちライブ中にあんまり曲名を言わないので、「誰も知らないよ」ってことにならないように曲名を言ってみました(笑)。今日は2部制になっていまして、次の曲で1st.を終わりたいと思います。adventure birds
セカンドステージまでの幕間で、スペシャルプレゼントの抽選会が開かれた。 今回の『10周年祭』ライブ後半編は4回開催されたが、その内3回以上の参加者限定で、メンバー自らが選んだプレゼントをジャンケンで争奪した。 一人一つずつなので、プレゼントは全部で3点。筆者は、幸運にもunoiyoさんからのプレゼントをゲットした。 内容は、手巻きオルゴールと、FlyingDoctorオリジナル曲のオルゴール譜面(3曲)だった。 yuipuバージョン、CHIKKYバージョンは、一体どんな中身だったのだろう?
2nd. STAGE
ゆりかご
yuipu 2ヶ月に一度10周年ライブをやってきたんですけど、思い出深いものを振り返ってみようと思います。第一回のライブ(2018/11/7「囲みましょう。そうしましょう」)はレクチャー系イベントでした。私たちは面白かったんですけど、お客さんは10人いなかったくらいで…… CHIKKY 平日だったんだよね。 yuipu そう。少なくて、心が折れそうだったんだけど(笑)、今日は一杯いるから、ぜひ皆の前で「渡り鳥奏法」を見てもらおうと思います。 CHIKKY 「渡り鳥奏法」では、楽器が私たちそれぞれの手を渡って移動します。 yuipu 左右の手の配置が最も重要です。どちらの手で楽器を受け取り、どちらの手で次の楽器を準備するのか。 unoiyo 受け取る側は、「死んでも落とさない!」気持ちで受け取ります。その精神は……白鳥になりたかったアヒルの湖
※動画の最後に渡り鳥奏法の「精神」が写るので、是非ご覧あれ※
unoiyo ここで、サプライズのゲストを紹介します。喫茶モノコト(2019/3/30「飾りましょう。そうしましょう」)でサポートしてくれた、春日井直人さんです!今日は、パーカッションを担当してくれます。
yuipu 打ち合わせ中なんですけど、新しいCDでは次の曲が入る予定で、春日井さんがドラムを叩いてくれるんですよね?
春日井直人 そういえば「渡り鳥奏法」、俺も楽器の受け渡しをしましたよね?
yuipu そうそう!いつもこうやって助けてくれるし、楽器の受け渡しまで……「あなたは神か!?」って感じです(場内笑)。
春日井 物販のコーナーにこっそりCDを並べときましたんで、「Radical Humanism」や「窓際のロマネスコ」を宣伝してっても良いですか(笑)?
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