2018年10月28日(日)シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)、公開3週目となる『止められるか、俺たちを』(監督:白石和彌/2018年/119分)の脚本を手掛けた井上淳一が、舞台挨拶に立った。『止められるか、俺たちを』ストーリー1969年春、21歳の吉積めぐみ(門脇麦)は、新宿のジャ ...
切なさは、愛への……『いつも月夜に米の飯』加藤綾佳監督 舞台挨拶レポート
人生でいちばん最後に食べるものって、何になるんだろう——?2018年10月27日(土)、シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)は舞台挨拶ラッシュで、レイトショーまで多くの映画ファンが観客席を埋め続けた。「3年ぶりですね……シネマスコーレに帰ってきました!」『いつも月夜 ...
古書は想いを繋げる『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華 野村周平 三島有紀子監督 舞台挨拶レポート
三島有紀子監督(『幼な子われらに生まれ』2017年/127分『繕い裁つ人』2015年/104分)待望の新作『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018年/121分)が、11月1日(木)よりロードショー公開となる。『ビブリア古書堂の事件手帖』ストーリー幼い頃のトラウマで本を長時間読むことが出来な ...
世界でたった一つの特別な恋 『エンジェル、見えない恋人』レビュー
人間以外のものを好きになる物語。私たちは、そんな作品を数多く観てきた。恋愛の相手は、様々だ。動物、植物、機械、疑似生命体、死人、亜人類……幽霊、妖怪、怪物、魔物、異星人、異次元人……はたまた、悪魔、神(もしくは、ハーフゴッド)……よくもまあ私たちは、多種多 ...
千原ジュニア 深淵から浮上す!熊澤尚人監督『ごっこ』レビュー
ニート、引きこもり、少子高齢化……幼児虐待、PTSD、育児ノイローゼ……独居老人、不正受給、自殺問題……社会の、家族の、個人の、悩み、絶望、承認欲求、心の闇……そんな現代が抱えるありとあらゆる暗部を包括しつつ、その上で「家族愛」を描くという衝撃の作品『ご ...
2分の予告編が107分の本編に!?『高崎グラフィティ。』佐藤玲インタビュー
現在公開中の『高崎グラフィティ。』は、一風変わった誕生秘話を持つ映画だ。現在28歳の俊英・川島直人監督の初長編映画となった本作は、【未完成映画予告編大賞MI-CAN】第1回グランプリ作品。堤幸彦、大根仁、平川雄一朗らが所属するオフィスクレッシェンドが主催した【未完 ...
『泣き虫しょったんの奇跡』豊田利晃監督 松田龍平 永山絢斗 渋川清彦 新井浩文 窪塚愛流 舞台挨拶レポート
2018年9月9日(日)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋市中村区名駅)スクリーン5(定員194名)は、満席に膨れ上がっていた。9月6日(金)よりロードショーが始まった『泣き虫しょったんの奇跡』(2018年/127分)公開記念舞台挨拶が開催され、豊田利晃監督、松田龍平、永山絢斗、 ...
吉田恵輔×新井英樹×安田顕の衝撃!『愛しのアイリーン』レビュー
日本の映画監督には、「吉田」姓が多い。代表格といえば、『パーマネント野ばら』(2010年)、『紙の月』(2014年)、『羊の木』(2018年)の、吉田大八監督。青春映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』(2012年)は、オールタイムベストに挙げる映画ファンも多いだろう。重鎮でい ...
【御朱印散歩】津島でら寺巡りの『宵灯籠』
日本で一番お寺の数が多い都道府県をご存知だろうか?実は、愛知県なのだ。文化庁「宗教統計調査」(2017年)によると、愛知県の寺院数は、4589カ寺。これは、京都の3077カ寺(第5位)、奈良の1817カ寺(第16位)と比べても、群を抜いた数字だ。(ちなみに、2位は3396カ寺の大阪府 ...
阪元裕吾監督・辻凪子 血みどろの集大成『ファミリー☆ウォーズ』舞台挨拶レポート
シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)の残暑を飾る特集上映【夏のホラー秘宝まつり2018】から、9月1日(土)『ファミリー☆ウォーズ』(監督:阪元裕吾/2018年/75分)が初日を迎えた。出演者の辻凪子が登壇するということで、20時50分からというレイトショーとしても遅い時間から ...