2017年に公開され、介護の現場をリアルに描きつつ、温かい涙で観客を魅了した映画『ケアニン〜あなたでよかった〜』。一般公開だけでなく様々な上映会で大好評となった『ケアニン〜あなたでよかった〜』のスタッフが再集結、新たに在宅医療と介護をテーマにした映画を生みだ ...
知識を得て、心を開き、列車に乗れ!『僕たちは希望という名の列車に乗った』レビュー
映画は、出来るなら偏見、予断、先入観をなるべく取っ払った上で観るのが望ましい。私たちが持つイメージは、往々にして作品鑑賞の邪魔になる。だが、知識は別だ。面白い作品を観終わった後、鑑賞中に湧きあがった疑問点を調べたことはないだろうか。そして、ふと考えたこと ...
殉教に足る世界なのか? ポール・シュレイダー ✕ イーサン・ホーク『魂のゆくえ』レビュー
ポール・シュレイダーといえば、『タクシードライバー』(監督:マーティン・スコセッシ/1976年)『レイジング・ブル』(監督:マーティン・スコセッシ/1980年)など、時代性、社会性に富んだ傑作を生みだす脚本家として記憶されている。そんなポール・シュレイダーが、オリジナ ...
FlyingDoctor(フライングドクター)10周年をかざりましょう@モノコト 〜空き地〜 ライブレポート
名古屋のポップ・クラシック・カルテット FlyingDoctor(フライングドクター)の結成10周年を記念して開催中の『FlyingDoctor10周年祭。祝いましょう、寿ぎましょう。』ライブは、前半のファイナルを迎えた。2018年11月、2019年1月に引き続き、3月30日(土)喫茶モノコト ~空き ...
その映画は、二度裏切る『希望の灯り』レビュー
観客が初めに心を奪われるもの、それは音楽だ。静寂の中を、ゆっくりとオーケストラサウンドが響きわたり始める。世にも甘美な調べ、曲目はヨハン・シュトラウス2世「美しき青きドナウ」。真っ暗な画面に目が慣れてくると、そこは大きな棚が迷路のように立ち並ぶ、大型の倉庫 ...
『センターライン』公開直前!望月めいり インタビュー
4月6日(土)〜 シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町)4月20日(土)〜 シネマ・ロサ(東京都豊島区西池袋)国内外の映画祭を激震させ続ける「怪物映画」、『センターライン』(監督:下向拓生/2018年/67分)。一般公開直前、特別企画第二弾をお届けする。『センターライン』ストーリ ...
『センターライン』公開直前!星能豊 インタビュー
【福岡インディペンデント映画祭2018】グランプリ【第59回科学技術映像祭】特別奨励賞(ドラマ作品初)【愛知県芸術文化選奨】文化新人賞国内の映画祭を震撼させ、サンフランシスコ、ロンドン、チェコと海外でも招待、上映が続く「怪物映画」、下向拓生監督『センターライン』( ...
『21世紀の女の子』山戸結希監督 松井玲奈 舞台挨拶レポート【ええじゃないかとよはし映画祭】
映画『21世紀の女の子』とは、21世紀に生きる15名の「映画の女の子」たちが織りなす、星座のようなオムニバス映画。8分以内の短編のテーマは、「自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること」。『おとぎ話みたい』(2014年/51分)『溺れる ...
AIは産みの母を夢に描くか? 下向拓生監督『センターライン』レビュー
下向拓生監督の映画は、台詞が多い。台詞が多いのが印象的な映画を撮る監督は、何人か思い浮かぶ。映画的文法の破戒者であり、創造主でもある巨匠、大林宣彦監督。お身体のことは知りつつも、私達は「戦争三部作」の“次”を渇望して止まない。台詞が詩篇となる、生粋の詩人 ...
『きばいやんせ!私』武正晴監督 坂田聡 眼鏡太郎 ロングインタビュー
監督・武正晴、脚本・足立紳(『百円の恋』主演:安藤サクラ/2014年/113分、『嘘八百』主演:中井貴一・佐々木蔵之介/2018年/105分)のゴールデンコンビによる最新作、『きばいやんせ!私』。3月17日(日)、センチュリーシネマ(名古屋市中区栄)での舞台挨拶の後、武正晴監督、坂 ...