タイトルに「本格クラシック」などと書いたものの、そもそも「クラシック音楽」の定義付けは難しい。狭義には、バロック・古典派・ロマン派の音楽、すなわち1550年頃から1900年頃の音楽ということになろうが、では、それ以前の楽曲はクラシック音楽ではないのか?また、現代 ...
『若き見知らぬ者たち』磯村勇斗 福山翔大 内山拓也監督 舞台挨拶@ミッドランドスクエアシネマ(2024.10.13)
前作『佐々木、イン、マイマイン』(20)の衝撃もまだ記憶に新しい、新鋭・内山拓也監督。待望の商業長編デビュー作『若き見知らぬ者たち』10月11日(金)ロードショー公開となり、早くも絶賛の声が沸き起こっている。本作は、フランス・韓国・香港・日本の共同制作ということで ...
『幸福な装置』田中晴菜監督監督特集 初日舞台挨拶レポート@シネマスコーレ(2024.10.12)
映画監督・田中晴菜の作品は、演劇的である。『いきうつし』 (2018年/30分)『ぬけがら』 (2020年/15分)『Shall we love you?』 (2022年/7分2秒)『甘露』 (2023年/11分46)どの映画をとっても、映し出される限られた舞台の背景に、「大いなる余白」か観えてくる。静寂の中にド ...
Music in a Dozen Years-12年後の音楽/アジマカズキとFFR・富山優子トリオ・磯たかこサウンズ@K.Dハポン-空き地(2024.9.28)
2024年9月28日(土)、K.Dハポン-空き地-(名古屋市中区千代田5丁目12−7)で開催された3-マンLIVEをレポートする。ステージに上がったのは、アジマカズキとFFR(フクラ・フクラ・レボリューションズ)磯たかこサウンズ富山優子トリオタイトルは、Music in a Dozen Years〜12年 ...
『渇愛の果て、』有田あん(監督/脚本/主演)小原徳子(出演)共同インタビュー@シネマスコーレ(2024.9.28)
「出生前診断」(しゅっせいぜんしんだん)という重いテーマを扱いながら、軽快な会話やポップなシーンを散りばめ、人間愛をエンターテイメントとして歌い上げる『渇愛の果て、』「野生児童」主宰・有田あん長編映画デビュー作である。『渇愛の果て、』ストーリー山元眞希(有田 ...
『99%、いつも曇り』瑚海みどり(監督/脚本/主演)永楠あゆ美(出演)初日舞台挨拶レポート@シネマスコーレ(2024.9.28)
【あいち国際女性映画祭2024】で国内招待作品として上映され話題となった記憶も新しい、瑚海みどり監督・主演・脚本・プロデュース作品『99%、いつも曇り』9月28日(土)、早くもシネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8−12 アートビル 1F)で公開が始まった。『99%、いつも曇 ...
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(バリアフリー日本語字幕版)呉美保監督トークショー/【松岡ひとみのシネマコネクションVOL.67】@ミッドランドスクエアシネマ(2024.9.22)
9月22日(日)秋分の日、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋市中村区名駅4丁目7-1 ミッドランドスクエア5F)で【シネマトークライブ 松岡ひとみのシネマコネクションVOL.67】が開催された。 今回の上映作品は、9月20日(金)よりロードショー公開が始まるや否や、全国各地の映画 ...
映画の神様がもたらした幸運/『侍タイムスリッパー』安田淳一監督 沙倉ゆうの(出演)共同インタビュー@ミッドランドスクエアシネマ(2024.9.16)
名古屋では2024年9月13日(金)、待ちに待ったロードショー公開が始まった安田淳一監督『侍タイムスリッパー』ミッドランドスクエアシネマでの大盛り上がりの舞台挨拶の様子は、昨日レポートした通りだ。※よろしければ、こちらもどうぞ※ 当日、舞台挨拶詣でで大忙しの中、安田 ...
『侍タイムスリッパー』安田淳一監督 沙倉ゆうの(出演)舞台挨拶レポート@ミッドランドスクエアシネマ(2024.9.16)
まだ夏も終わる気配がない2024年だが、「今年いちばんの話題作」と言い切ってしまいたい映画がある。安田淳一監督最新作『侍タイムスリッパー』『拳銃と目玉焼』(2014年)『ごはん』(2017年)に続く、未来映画社の劇場映画第三弾作品だ。インディーズ映画で時代劇を制作すると ...
『死後写真』溝井辰明監督 森山みつき(主演)舞台挨拶レポート@シアターカフェ(2024.9.15)
シアターカフェ(名古屋市東区白壁4-9)で、公開中の『死後写真』短編映画とは思えぬほどの重層感……自主映画とは思えぬほどの映像表現……初監督作品とは思えぬほどの物語性……そんな熱量の込もった作品で、公開以来映画ファンだけでなく人々を惹きつけ続ける力作だ。 『死 ...