昨年20周年を迎えた劇団「前方公演墳」の演目『セブンガールズ』は、2004年の初演から熱狂的な支持を集め、4度の再演を重ねた作品だ。映画『セブンガールズ』は、そんな人気作の劇場映画版である。『セブンガールズ』ストーリー誰も負けるなんて思っていなかった戦争が終わっ ...
三上博史 宅間孝行監督『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』ロングインタビュー
舞台役者、作、演出、はたまた俳優、映画監督、脚本家とマルチな才能を見せる宅間孝行監督が世に放つ、それまでとはガラリと違う衝撃のワンシチュエーション劇『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』。1月18日(金)に全国ロードショーされるや、14年ぶりの映画主演となる三上 ...
FlyingDoctor(フライングドクター)10周年祭@モノコト 〜空き地〜 ライブレポート
名古屋のポップ・クラシック・ユニットFlyingDoctor(フライングドクター)が結成10周年を迎え、『FlyingDoctor10周年祭。祝いましょう、寿ぎましょう。』ライブを敢行している。2018年11月に開かれた第一回に引き続き、第二回のライブが1月13日(土)に開催され、喫茶モノコト ...
『がっこうぐらし!』ラストアイドル 阿部菜々実・長月翠・間島和奏・清原梨央、Wi-Fi-5 舞台挨拶
累計部数250万部越えの大ヒットコミック『がっこうぐらし!』(原作:海法紀光(ニトロプラス)/作画:千葉サドル)が、遂に実写映画化された。実写化プロジェクトには、Jホラーの金字塔『呪怨』シリーズを手掛けた山口敏功プロデューサーが参加し、山田悠介原作の映画版『リア ...
闇に揺蕩うもの『夜明け』レビュー
私たちは大抵、在り来たりな物語を好む。努力は報われてほしいし、友情は永久不滅であってほしい。そして、最後に勝利するものは、正義が好ましい。ヒロインはちょっとドジッ娘で、イケてる転校生の第一印象はむしろ最低で良い。そして、ようやく素直になった2人がキスする ...
アート、ファッション、そして……『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』レビュー
通りを埋め尽くす、ファッショナブルな若者たち。男性はモッズ・コートを、女性はマリー・クヮントのミニスカートを身に着けて闊歩する。男でも長髪、マッシュルームカットやモッズ・ヘア、女の子たちは、新進の美容師ヴィダル・サスーンが手掛けたボブスタイル。目を奪うは ...
音楽から受けたことを映像で表現したい 『津軽のカマリ』大西功一監督インタビュー
「私は母方が犬山だもので、こっちのイントネーションを聞くと、懐かしい想いをするんです」開口一番そう言って観客席を和ませたのは、『津軽のカマリ』(2018年/104分/ドキュメンタリー)の監督・製作・撮影・編集をこなした、大西功一監督だ。名演小劇場(名古屋市東区東桜)公 ...
高橋竹山の技、人々が嗣ぐ業『津軽のカマリ』レビュー
津軽三味線。そう聞くと、じょんがら節を思い起こす人が多いだろう。そんな「津軽よされ節」「津軽小原節」と並ぶ津軽三大民謡の一つ「津軽じょんがら(じょんから)節」だが、そもそもは三味線を伴奏として唄われる民謡を指すことを知る人は少ないだろう。津軽民謡における分 ...
銀幕を彩る光と陰『輪違屋糸里 京女たちの幕末』レビュー
12月15日(土)に全国ロードショーが始まる『輪違屋糸里 京女たちの幕末』は、歴史小説の第一人者である浅田次郎の『輪違屋糸里』を原作としている。浅田が新選組を題材としたのは『輪違屋糸里』が二作目になるが、第一弾に当たる『壬生義士伝』は滝田洋二郎監督により映画化(2 ...
「『銃』は、こう観ろ!」武正晴監督 奥山和由プロデューサー共同インタビュー
2018年11月17日(土)、いよいよ本日よりロードショー公開となる、『銃』(97分/R15+)。『銃』は、芥川賞作家・中村文則が今も偏愛しているというデビュー作で、原作に惚れ込んだ奥山和由プロデューサーが、数々の難現場を共に潜り抜けた盟友・武正晴監督(『百円の恋』2014年 『 ...