2023年4月、豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)を訪ねた。 目的は、5月21日(日)までの会期で開催中の美術展、【ねこのほそ道】だ。 本展に興味が湧いたのは、先日gallery N(名古屋市)で開催させた大野未来氏個展【ぞくぞくと】オープニングトークのゲストだった豊田 ...
体験せよ、「スペクタクリウム」!/ジャン=ジャック・アノー監督『ノートルダム 炎の大聖堂』レビュー
Photo credit:Mickael Lefevre『薔薇の名前』、『セブン・イヤーズ ・イン・チベット』、『神なるオオカミ』…… スペクタクルの中に重厚な人間ドラマを込める、巨匠・ジャン=ジャック・アノー監督。 だが、アノー監督の新作の前では、自身の名作たちも霞んでしまうと言わ ...
今回が、最後の/『とべない風船』宮川博至監督 東出昌大 遠山雄 舞台挨拶@刈谷日劇(2023.4.2)
2023年1月6日(金)よりロードショーが始まった、『とべない風船』。2月、3月、そして4月、全国の映画館で公開が続き、長きに渡り観る者の心を動かしている。※よろしければこちらもどうぞ※ 2023年4月2日(日)刈谷日劇(愛知県刈谷市御幸町4丁目208 愛三ビル5F)にて、舞台挨 ...
『有り、触れた、未来』舞台挨拶レポート/山本透(監督/脚本)舞木ひと美(出演/プロデューサー)永田直人(出演)@刈谷日劇(2023.4.2)
恋人を事故で亡くした、愛実(桜庭ななみ)。娘の花嫁姿を見るため懸命に闘病する有美子(仙道敦子)と、見守る元夫・真治(杉本哲太)。失明のリスクを圧してリングに上がり続けるボクサー・光一(松浦慎一郎)と、支える妻の若菜(金澤美穂)、弟の悠二(宮澤佑)。災害で家族をうしな ...
『GOLDFISH』舞台挨拶レポート/藤沼伸一(亜無亜危異)監督・RICO(Regina)@センチュリーシネマ(2023.4.2)
日本におけるパンクロックの草分け的存在で、今も活躍を続けるパンクバンド「亜無亜危異」(アナーキー)。生ける伝説・亜無亜危異のサウンドを支える不動のギタリスト・藤沼伸一が、初監督作として生み出したのが、映画『GOLDFISH』。※よろしければこちらもどうぞ※ 3月31日( ...
松岡ひとみのシネマコネクションVOL.37『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』阪元裕吾(監督・脚本)@ミッドランドスクエアシネマ2(2023.4.1)
4/1(土)エイプリルフール、ミッドランドスクエアシネマ2(名古屋市中村区名駅4丁目11−27 シンフォニー豊田ビル)12番スクリーンは、多くの映画ファンが客席を埋めた。映画パーソナリティ松岡ひとみさんとミッドランドスクエアシネマによる名物企画【第37回 松岡ひとみの ...
MARKS CAFE(マークスカフェ)の早春賦/岩田ゆいこ【小さなヴァイオリンコンサート】LIVEレポート(2023.3.19)
2023年3月19日(日)、MARKS CAFE(マークスカフェ/名古屋市熱田区西野町1丁目75)で、名古屋を中心に活躍するヴァイオリニスト・岩田ゆいこ(yuipu)のフリーLIVE【小さなヴァイオリンコンサート】が開催された。会場となったMARKS CAFEは、「地元のランドマークとなるように ...
藤沼伸一(亜無亜危異)初監督作『GOLDFISH』レビュー/出演:永瀬正敏 北村有起哉 渋川清彦 増子直純(怒髪天) 松林慎司 有森也実 町田康
学生時代、バイト先の社員さんが音楽好きで、よく店内に引いていた有線にリクエストさせられた。 電話口のオペレーターさんを悩ませる選曲も度々あったようで、その都度 「あの……『叫んでやるぜ』は、レコードが無いそうです」 「じゃあ、『シティ・サーファー』は無いか聞 ...
ぞくぞく、ゾクゾク、続々、属族…/大野未来 個展【ぞくぞくと】@gallery N オープニングトーク(2023.3.25)ゲスト:能勢陽子(豊田市美術館学芸員)
満開のソメイヨシノを打つ桜雨の名古屋、「gallery N」(名古屋市千種区鏡池通3-5-1)を訪ねた。シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8−12 アートビル 1F)で開催された、『ギャラリーN映画展』。2022年秋の、三木瑠都(Rutsu Miki)個展【眺望と陰影】。2023年新春を飾った、宮 ...
ドキュメンタリー映画『やったぜ!じいちゃん』(監督:仲尾義晴)/【TBSドキュメンタリー映画祭2023】伏見ミリオン座 3月24日(金)舞台挨拶レポート
ヒューマントラストシネマ渋谷で3月17日(金)から始まった、【TBSドキュメンタリー映画祭2023】が評判を呼んでいる。30日(木)まで日替わりでTBSで制作された最新のドキュメンタリー映画が観られるとあって、映画ファンに限らず多くの観客が渋谷に足を運んでいる。【TBS ...